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リーダーシップ往復書簡 008
マネジメント・スキルと違い、リーダーシップ・スキルはまだまだ完全に”科学”されておらず、現時点において、再現性が乏しいと言われている領域です。 そのため、私が、リーダーシップを軸に、クライアント企業様のバリューアップをしているという話をすると、多くのプロ経営者仲間、PE(プライベート・エクイティ・ファンド)・VC(ベンチャー・キャピタル・ファンド)等のファンドや経営コンサルタントの友人らから驚かれます。...
リーダーシップ往復書簡 007
私が伝えたいリーダーシップは、単なる「知識」ではなく生きた「知恵」であり、「やり方」ではなく「あり方」です。 リーダーシップに関する話をすると、本で学んだリーダーシップにかかる「知識」であったり、テクニカルな「やり方」であったりをコメントバックされる方が一定数いらっしゃいます。 なぜ強弁して、リーダーシップについて”知っている感”や”やっている感”を出すかというと、当人は本当に向き合うべき問題点を理解しているからではないかと私は感じています。...
リーダーシップ往復書簡 006
私は会社経営を通じて経験できる分かりやすいリーダーシップの事例として、スタートアップ企業でのエクイティ・ファイナンスを挙げています。 スタートアップ企業は、経営資源が乏しく、新しく立ち上げるビジネスが軌道に乗るまで、金融機関や投資家から資金調達をして、そのお金を原資に、会社組織を運営していかねばなりません。 資金調達の中でも、新株発行による資金調達のことをエクイティ・ファイナンスと言います。...
リーダーシップ往復書簡 005
リーダーシップ研究は、世界で大きな影響力を持っているトップリーダーたちにヒヤリングをして共通項を括りだすといった帰納法によるアプローチも多いように思います。 演繹法ならば「前提が真であれば、結論も必ず真となる」わけですが、帰納法の場合は「前提が真であっても、結論が必ず真にはならない」わけです。 そこにリーダーシップの実践の難しさがあります。 とはいえ、前提条件の違いがあるため、まだ再現性は乏しいかもしれませんが、リーダーシップの領域が、急速に”科学”され始めていることは事実です。...
リーダーシップ往復書簡 004
「リーダーシップ往復書簡」ですが、おかげさまでコメントも少しずつ増えてきて嬉しいです。私のFacebookの友人・知人だと経営者や投資家の方が多いわけですが、皆さん、やっぱり興味あるんですね。リーダーシップ(笑)。 とはいえ、私の能力不足から少し懸念があります。それは「言いたいことが正しく伝わっているのか?」という点です。 これは私の文章が拙いということもあるのですが、記載内容が今の私の成長度に応じた感覚的な表現を使っているからです。...
リーダーシップ往復書簡 003
「リーダーシップ往復書簡」ですが、一部の読者の方から個別にご連絡をいただき、ご好評いただいているようで嬉しいです(リーダーシップにご興味ない方にはお目汚しかもしれませんが、ご容赦ください。)。 大人になると不思議なもので、自己成長に興味がある人とない人でとても差があります。人生100年時代ですから、自己成長に興味ある人が貪欲に情報を吸収していきどんどん成長していくのを目の当たりにすると、まずは、どうすればその状態に持っていけるのかを考えます。...
リーダーシップ往復書簡 002
おかげさまで「リーダーシップ往復書簡」ですが、第2回目を迎えることができました。 いくつか手元にリーダーシップに関する質問がたまっておりますので、しばらくはちゃんと不定期連載ながら、継続連載できそうです。 リーダーシップについて疑問がある、質問をしたいという方がいらっしゃいましたら、コメントや個別にメッセンジャーでご連絡ください。 また、コメントも大歓迎です。もし興味ある人がいれば、これを酒の肴に一杯やりましょう! 【Q.2】...
リーダーシップ往復書簡 001
「リーダーシップ往復書簡」では、更新がたまにになってしまうかもしれませんが、私がライフワークとしてテーマにしているリーダーシップについて記載してまいります。 以前、リーダーシップについて質問を募集したところ、ありがたいことに、いくつかご質問をいただいたので、それらに対して、現時点の自分の考えをまとめておこうと思います。 私は実務家なので、硬い表現を使うと、リーダーシップの社会実装に興味があります。もしかすると最新のリーダーシップにかかる学術的な見解とズレもあるかもしれませんが、その点については予めご容赦ください。...
リーダーと考える経営の現場・第15回 リーダーシップの旅 後半
前回に引き続き、なぜ私が一人でも多くの方にリーダーになってもらいたいと思うようになったのか、私の「リーダーシップの旅」について、記載をしたいと思います。 リーダーと考える経営の現場(第14回 リーダーシップの旅 前半)...
リーダーと考える経営の現場・第14回 リーダーシップの旅 前半
2019年はじめての「リーダーと考える経営の現場」では、コーヒー・ブレイクを設けて、なぜ私が一人でも多くの方にリーダーになってもらいたいと思うようになったのか、私の「リーダーシップの旅」について、前半・後半の2回にわたり記載をしたいと思います。 私は今の日本では非常に珍しいキャリアを歩んでいます。現在37歳で、会社経営の経験は約15年。その大半が「サラリーマン経営者」としてのキャリアです。...