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リーダーシップ往復書簡 068

  私は、以前から、リーダーが、正しくリーダーシップを発揮していれば、フォロワーは必ず成長する。つまりは、フォロワーが成長しているか否かで、そのリーダーが正しくリーダーシップを発揮しているかが分かると言ってきました。 私は、長年にわたり、リーダーとして旗振り役をしているので、「人の成長」については一家言を持っています。 「リーダーシップ往復書簡 003」でも記載をしましたが、成人発達理論によれば、「水平的な成長」とは知識やスキルの獲得で、それに対して、「垂直的な成長」とは「人間の器」の広がりのような認識の変化を言います。...

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リーダーシップ往復書簡 067

  リーダーは、私がいつもご紹介する「人は性善なれど弱し」もそうですが、人間の本質について、理解を深めなければなりません。 人間は思っていることと言葉が必ずしも一致しませんし、もっと言えば、人間は嘘をつく生き物なのです。そして、簡単に、善悪・好き嫌い・長所短所などという言葉で言い表すことができないぐらい多面的で複雑な生き物です。 そのため、リーダーが、フォロワーの一面だけ見て、その人そのものの価値判断をしていたら、おかしくなってしまうのです。...

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リーダーシップ往復書簡 066

  あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。本連載も今年初の更新となります。 2021年も、ゆるくリーダーシップについて記載して、読者の皆さんに対して、少しでも気づきや示唆をご提供できればと思います。今年も、後半のQ&Aでは、読者の方からのご質問をお受けしたいと思いますので、リーダーシップにご興味ある方はお気軽にFacebook Messengerなどでご連絡いただければと思います。 2021年初めての更新なので、今回は、普通の読者の方からすると、やや頭のオカシイ(?)話を書こうと思います。...

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リーダーシップ往復書簡 065

  早いもので2020年も終わろうとしています。特に春先から新型コロナウイルス感染症が世界的に流行し、with コロナ下で、リモートワークなど新しいライフスタイルが求められたためか、今年はあっという間に時が流れたように思います。 本連載も今回が年内最後の更新になりますが、多くの読者の皆様のご質問やコメントもあって、筆不精な私もどうにか年末まで連載を続けて来られました。御礼申し上げます。...

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リーダーシップ往復書簡 064

  企業再生をしていると、毎回のように「私がいなくなったら困りますよ。」とか「その仕事は、私にしかできない仕事ですよ。」と脅されます。 もちろん、その人にしかできない仕事が全くないとは言いませんが、多くの場合は、そのような特定の個人に紐づいた仕事がそうあるわけではありません。 会社が属するそれぞれの業界には、どんなに少なく見積もっても数百人から数万人の同じ業界人、つまりプロフェッショナルがいます。 そのため、ほとんどの場合は、「私がいなくなっても困らない」ですし、「その仕事は、私以外でもできる仕事」なのです。...

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リーダーシップ往復書簡 063

  以前、本連載でもご紹介をしたことがありますが、マザーテレサは「愛の反対は憎しみではなく無関心」と言いました。 私がリーダーとして気を付けていることは、会社に関わっている全ての人々に関心を持つことです。 私も対外的には「プロ経営者」とカッコつけて名乗っていますので、多くの人は、日々、決算書やKPI(重要業績評価指標)などの難しい数字とにらめっこしていると思っているかもしれません。 しかし、実際は、毎日のようにお取引先の企業の方やスタッフと打ち合わせをし、その人たちがどのような人なのかを勉強させていただいています。...

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リーダーシップ往復書簡 062

  私は企業再生とは人の再生だと考えています。 会社経営は決して難しいことではありません。ビジネスは、極めてシンプルで、お客様が求めている商品・サービスを提供して、適正な対価をいただく。売上よりも少ない原価・経費で経営すれば黒字となり利益が手元に残るのです。微分や積分のような数学も一切出てきませんし、小学生が習うような四則計算ができれば簡単にシミュレーションすることができます。 このシンプルなことができなくなると、会社は赤字となり、企業再生が必要になります。...

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リーダーシップ往復書簡 061

  リーダーシップとは「やり方」ではなく「あり方」です。そのためリーダーシップを学ぶには、どうしても方法論になりがちな「座学」よりも、そのリーダーシップを発揮する人の人生そのものの勝負となる「実践」に勝るものはないと思います。 本稿では、久しぶりに、少しだけ私個人の話を記載させてもらおうと思います。 縁あって、2020年10月下旬より、大手YouTuber事務所の株式会社VAZの代表取締役社長を務めることになりました。前職の上場会社の代表取締役社長を辞して以来、約6年ぶりの事業会社の社長になります。...

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リーダーシップ往復書簡 060

  長らく、リーダーが身に着けなければならないスキルである利害関係の調整について記載をしてまいりましたが、このテーマについては今回で最後にしたいと思います。 リーダーは、物事を進めるために利害関係の調整をするだけでなく、利害関係の調整を通じて影響力の獲得を行います。 そのため、利害関係の調整が不調に終わるということは、リーダーに相談しても問題解決できないということをフォロワーに露呈させるだけのため、一度相談を受けるからには、必ず当事者が満足するような利害関係の調整をしなければなりません。...

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リーダーシップ往復書簡 059

  前回に引き続き、リーダーが身に着けなければならないスキルである利害関係の調整について共に考えたいと思います。 本稿では、リーダーの代表格である政治家が行う利害関係の調整について記載をしたいと思います。 政治家は、法律を作ることなどを通じて、実質的には利害関係の調整を行うのが仕事です。突き詰めると、政治とは、利害関係の調整なのです。 それでは政治家は、どのように利害関係の調整を行うのでしょうか。...

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