PMOに必要なスキルとは?PMOを通して身につくスキルについても紹介!
PMO(プロジェクトマネジメントオフィス)は、組織内のプロジェクト管理を横断的に支援する機能・部門であり、標準化・進捗管理・リソース調整など幅広い業務を担う役割です。
PMという個別プロジェクトの推進役とは異なり、複数プロジェクトを俯瞰しながら組織全体の管理精度を高める点がPMOの本質的な特徴です。
PMOスキルに含まれる要素は、以下のとおりです。
- プロジェクト管理の標準化・ガバナンス設計に関わる知識
- ステークホルダーとの調整・コミュニケーション能力
- データ集計・分析・レポーティングの実務スキル
PMとして培ったスキルがそのまま通用するとは限らず、PMOとして優先すべき能力を正確に把握することが重要です。
本記事では、PMOに必要なスキルの全体像と優先度・キャリアパスの方向性を詳しく解説していきます。
向き不向きや取得すべき資格の選び方まで紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
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PMOに必要なスキル一覧と優先度
PMOに求められるスキルは多岐にわたりますが、すべてを同時に身につける必要はなく、優先度を理解することが効率的なスキルアップの第一歩です。
PMOスキルの優先度マップは、以下のとおりです。
- 最重要スキル:コミュニケーション・プロジェクトマネジメント・リスクマネジメントの3領域
- 重要スキル:ドキュメンテーション・進捗管理・問題解決の3領域
- あると望ましいスキル:標準化・プロセス設計、ツール・ITスキル
まず「最重要」の3領域を固め、「重要」「あると望ましい」の順に積み上げていく考え方が実務では有効です。
最重要スキル:コミュニケーション能力
PMOの仕事の中核はコミュニケーションで、立場の異なる関係者の間に立ち情報を正確に伝達・調整する役割を担います。
能力が不足すると情報の伝達ミスや認識齟齬が生じ、逆に高いPMO担当者は課題が表面化する前に情報を引き出し早期対処につなげられます。
実務での活用場面は、以下のように幅広く存在します。
- 定例会議での進捗報告・議事録作成と共有
- 複数チーム間の調整・合意形成の場での仲介
- 経営層向けのサマリー報告(要点を絞った説明力)
- 懸念事項をPMに適切なタイミングで伝えるエスカレーション
コミュニケーション能力は「話す力」だけではなく、相手の状況を把握して適切な情報量・粒度で伝える判断力と「聞く力」も含まれます。
相手の状況に合わせた情報量と粒度の調整力こそ、PMOで最も問われる部分です。
最重要スキル:プロジェクトマネジメントスキル
PMOはプロジェクトを直接推進するPMとは役割が異なりますが、プロジェクトマネジメントの基礎知識は必須です。
PMの判断を支援し、プロジェクト全体の状況を把握するには、マネジメントの考え方を理解していなければなりません。
具体的にはWBS(作業分解構造)・ガントチャート・マイルストーン・スコープ管理などの基本概念を理解することが必要です。
これらはPMが作成した計画の整合性を確認したり、複数プロジェクト間のリソース配分を俯瞰する場面で活用します。
PMBOKやPRINCE2といった国際的なフレームワークの概要を押さえておくと、PMとの会話がスムーズになります。
資格取得(PMP・PRINCE2認定資格など)も一つの方向性ですが、まずは実務で使われる用語と考え方の習得が先決です。
PMBOKやPRINCE2は資格取得より先に、実務用語と考え方の理解を優先してください。
最重要スキル:リスクマネジメント能力
リスクを早期に特定・評価し、対応策を準備する能力は、PMOの存在価値に直結します。
問題が顕在化してから動くのではなく、予兆の段階で察知して関係者に共有する姿勢が求められます。
リスクマネジメントの基本的な流れは、以下のとおりです。
- リスクの洗い出し(ブレインストーミング・過去事例の参照)
- 発生確率と影響度の評価(リスクマトリクスの活用)
- 対応策の策定(回避・軽減・転嫁・受容)
- 定期的なリスク状況のモニタリングと更新
PMOはリスク台帳を管理し、定例会議でリスクの現状をPMや関係者に共有する役割を担うことが多いです。
この能力が高いPMO担当者は、プロジェクトの炎上を未然に防ぐ「保険」のような存在になります。
問題が顕在化してから動くのではなく、予兆の段階で察知する姿勢が存在価値に直結します。
重要スキル:ドキュメンテーション・資料作成スキル
PMOが作成するドキュメントは、プロジェクトの「記録」であると同時に、意思決定の「根拠」になります。
議事録・報告書・手順書・テンプレートなど、目的に応じた資料を正確かつ読みやすく作成する能力は日常業務の品質に直結します。
ドキュメンテーションスキルが高いと得られる効果は、以下のとおりです。
- 関係者間の認識統一がしやすくなる
- 過去の意思決定の経緯をいつでも確認できる
- 新メンバーへのオンボーディングが効率化される
- プロジェクト終了後の振り返りや次回への引き継ぎが円滑になる
経営層向けの報告書は1ページのサマリー形式が適切な場合が多く、現場チーム向けの手順書は詳細な手順を段階的に記述する形式が求められます。
「誰が読むか」を常に意識した粒度調整が、ドキュメンテーションスキルの本質です。
「誰が読むか」を意識した粒度調整ができるかどうかが、ドキュメンテーションの本質です。
重要スキル:進捗・スケジュール管理スキル
複数のプロジェクトや作業タスクの進捗を可視化し、遅延の予兆を早期に察知する能力です。
PMOは個々のタスクを実行するのではなく、全体の進捗状況を俯瞰して「どこに問題があるか」を把握する役割を担います。
進捗管理では計画と実績の差異(乖離)を定期的に確認し、遅延発生時は原因分析と対応策をPMに提案します。
単に「遅れています」と報告するだけでなく、「なぜ遅れているか」「いつまでに回復できるか」の見立てを持って報告できると信頼度が上がります。
ガントチャートやバーンダウンチャートなどのツール操作そのものよりも、「何を可視化すると意思決定に役立つか」を考える視点が重要です。
ツール操作より「何を可視化すれば意思決定に役立つか」を考える視点が重要です。
重要スキル:問題発見・解決スキル
プロジェクト現場では計画通りに進まない状況が日常的に発生し、問題の背景にある根本原因を特定し、再発防止につながる対策を提案する能力がPMOに求められます。
問題解決のアプローチとして実務でよく使われる手法は、以下のとおりです。
- なぜなぜ分析:事象の原因を5段階程度で掘り下げる
- ロジックツリー:問題を要素に分解して整理する
- PDCA:改善サイクルを継続的に回す
問題発見のためには日頃から現場の状況に目を向け、「いつもと違う」変化に気づく感度を持つことが大切です。
現場との信頼関係を築き、情報が自然に集まる環境を作ることも問題発見スキルの一部といえます。
根本原因を特定して再発防止につなげる力が、PMOとしての信頼を作ります。
あると望ましいスキル:標準化・プロセス設計スキル
組織全体のプロジェクト運営を効率化するために、共通の手順・テンプレート・ルールを整備する能力です。
PMOの役割が「個別プロジェクトの支援」から「組織全体のプロジェクト管理基盤の整備」へと広がる段階で、特に重要になります。
標準化・プロセス設計スキルが活きる具体的な場面は、以下のとおりです。
- プロジェクト開始時のキックオフ手順の整備
- 報告フォーマットの統一
- リスク管理台帳のテンプレート作成
標準化が進むと各プロジェクトの状況比較がしやすくなり、経営層への報告品質も向上します。
最初から完璧な標準化を目指す必要はなく、「今あるプロセスを少し改善する」という小さな積み重ねが現実的なアプローチです。
最初から完璧を目指さず、「今あるプロセスを少し改善する」積み重ねが現実的です。
あると望ましいスキル:ツール・ITスキル
PMOの日常業務ではさまざまなツールを活用し、ツール習熟度よりも「目的に合ったツールを選び、適切に使いこなす」判断力が重要です。
PMOでよく使われるツールは、以下のとおりです。
- Excel・Googleスプレッドシート:進捗管理・リスク台帳・コスト管理
- PowerPoint・Googleスライド:報告資料・議事録・提案書
- Jira・Asana・Trelloなどのプロジェクト管理ツール:タスク管理・進捗可視化
- Confluenceなどのドキュメント管理ツール:情報共有・ナレッジ蓄積
- Slackなどのコミュニケーションツール:チーム間の連絡・情報共有
ツールスキルは比較的短期間で習得できるため、優先度は「あると望ましい」に位置づけています。
ただしExcelの基本操作(ピボットテーブル・VLOOKUP・条件付き書式など)は多くの職場で必要とされるため、早めの習得が業務をスムーズにします。
ツール習熟より「目的に合ったツールを選ぶ判断力」を優先してください。
PMO経験で身につくスキルと
身につきにくいスキル
PMO業務を続けていれば、すべてのスキルが自然に伸びるわけではありません。
業務の構造上、日常的に鍛えられる領域と意識的に取り組まないと停滞しやすい領域があり、整理すると以下のとおりです。
- プロジェクト管理の仕組み化・標準化は業務を通じて自然に経験が積まれやすい
- コミュニケーションや調整力も日常業務の中で継続的に鍛えられる
- リーダーシップや戦略立案はPMOの役割範囲だけでは経験が限られやすい
- 意思決定の機会が少ない環境では、判断力・交渉力の成長が遅れるケースがある
自分がPMOとして成長できている部分と、意識的に補う必要がある部分を区別することで、キャリア開発の方向性が明確になります。
PMO業務で自然に伸びるスキル
PMO業務は複数プロジェクトの情報を横断的に管理する性質があるため、特定のスキルは業務を続けるだけで着実に積み上がります。
PMO業務で自然に鍛えられる4つのスキルは、以下のとおりです。
- プロセス管理・標準化の設計力
- データ収集・分析・レポーティング能力
- ステークホルダーとの調整・情報共有力
- リスクの可視化と早期検知の感覚
進捗・コスト・リスクを定期的に集約・報告する役割の繰り返しで、情報を整理して伝える力や異常値に気づく観察眼が自然と磨かれます。
複数プロジェクトを並行管理するため、優先順位の判断や状況把握の速度も上がりやすい傾向があります。
立場の異なる関係者と日常的にやり取りすることで、情報の伝え方やファシリテーション力、プロセスを「型化」する思考も培われます。
プロセス・データ・調整・リスクの4領域は、業務を続けるだけで着実に積み上がります。
意識的に取り組まないと伸びにくいスキル
PMO業務の特性上、支援・管理側に徹する場面が多く、一部のスキルは意識して機会を作らないと成長が止まりやすくなります。
PMOで伸びにくい4つのスキルは、以下のとおりです。
- 最終的な意思決定・判断を下す経験が少ない
- プロジェクトを推進する主体的なリーダーシップが育ちにくい
- 技術領域や専門ドメインの深い知識は自然には蓄積されない
- 交渉・折衝の場で主導権を持つ経験が限られる
PMOは「支援する立場」であり最終判断を下すのはPMや経営層なので、責任を持って決断する経験が少なくなりがちです。
伸びにくいスキルを育てるには、PMO業務の中に意図的に「主体的な役割」を組み込む必要があります。
社内勉強会のファシリテーター担当・改善提案を自分の名義でまとめて経営層に提示・専門資格の取得によるドメイン知識の補完といったアプローチが有効です。
PMと連携する中で意思決定プロセスを観察し、自分ならどう判断するかを言語化する習慣も判断力の向上につながります。
意思決定・リーダーシップ・専門知識は、意識的に機会を作らないと停滞します。
PMOスキルアップに役立つ資格
PMOに必要なスキルはプロジェクト管理理論・コミュニケーション・ツール実務など複数領域にわたり、資格はそれらを体系的に強化し対外的に証明する手段です。
PMOに関連する主要資格の概要は、以下のとおりです。
- PMP・PMBOKはプロジェクト管理の国際標準として、PMO業務の理論的な基盤を固める
- P2MはPMBOKとは異なる日本発の体系で、複数プロジェクトを束ねる視点を養える
- 情報処理技術者試験(ITストラテジスト・プロジェクトマネージャ試験など)は国内企業での評価が高い
- MOS・ExcelなどのITツール系資格は、PMO実務の即戦力として直結しやすい
資格はあくまで学習の手段ですが、スキルを可視化し社内外での信頼を得るうえでは実質的な効果があります。
PMP・PMBOKとの関係
PMPはPMIが認定するプロジェクトマネジメントの国際資格で、PMO担当者にとって最も認知度が高い資格のひとつです。
PMP取得で得られる効果は、以下のとおりです。
- PMBOKに基づく共通言語でPMと対話できるようになる
- スケジュール・リスク・ステークホルダー管理などPMO業務に直結する知識領域をカバーできる
- 国際的な認知度が高く、外資系企業やグローバルプロジェクトでの評価につながる
PMIのデータによるとPMPは世界で数十万人規模の保有者がいる資格で、プロジェクト管理職の採用要件として明示する企業も少なくありません。
PMBOKは第7版以降アウトカム志向・原則ベースの考え方にシフトしており、学習時は最新版の思想を把握したうえで自組織のPMO標準との整合をとることが重要です。
受験準備の過程で知識を体系化できる点も、PMO業務の質向上に直結します。
PMPは国際認知度が高く、PM橋渡し役としての説得力が増します。最新版思想の把握は必須です。
P2M・情報処理資格の位置づけ
P2MはPMCC(日本プロジェクトマネジメント協会)が認定する日本発の資格体系で、プログラムマネジメント(複数プロジェクトの統合管理)を中心に据えている点が特徴です。
P2M・情報処理資格の実務上の位置づけは、以下のとおりです。
- 複数プロジェクトを横断管理するPMOの役割と、P2Mのプログラム思想は親和性が高い
- 情報処理技術者試験のうちITストラテジスト試験・プロジェクトマネージャ試験は国内評価が安定
- 公的資格として履歴書・職務経歴書に記載しやすく、国内転職時の訴求力がある
P2Mはミッション・プロファイリングやスキームマネジメントなど事業全体を俯瞰する概念を含み、PMBOKが個別プロジェクトの管理プロセスを重視するのに対して組織戦略との整合を重視します。
情報処理技術者試験はIPA(独立行政法人情報処理推進機構)が実施し、プロジェクトマネージャ試験は毎年一定の受験者数を維持しています。
PMOポジションでの転職・昇格時、特にSIer・公共系・金融系では保有者への評価が高い傾向があります。
国内SIer・公共系・金融系でP2Mや情報処理資格の評価は安定しています。転職を意識するなら要検討です。
MOS・ExcelなどのITツール系資格
PMO実務ではExcelによるデータ集計・報告書作成・工数管理が日常的に発生し、ツール系資格は「基礎力の証明」として機能します。
ツール系資格の特徴と効果は、以下のとおりです。
- MOS(Microsoft Office Specialist)はExcel・PowerPoint・Wordの操作スキルを客観的に証明できる
- ExcelのMOS上位資格(エキスパートレベル)ではピボットテーブル・マクロ・関数の応用が問われる
- PMP・P2Mなどの管理系資格と組み合わせることで「管理理論+実務ツール」の両面をカバーできる
PMO業務ではツールを使いこなせるかが報告・集計・分析の品質に直結し、複数プロジェクトの進捗ダッシュボードをExcelで構築する場面では関数やピボットの応用スキルが必須です。
近年はPower BIやTableauなどBIツールをPMO業務に活用する組織も増え、データ可視化ツールへの習熟も中長期的な選択肢になります。
ITツール系資格は取得コストが比較的低く短期間で準備できるため、他の資格と並行して取り組みやすい点も実務上のメリットです。
Excelの応用スキルは報告・集計・分析の品質に直結します。MOSから着手するのが現実的です。
PMOからのキャリアパスの方向性
PMOで培ったスキルは、複数のキャリア方向に活用できる汎用性の高い資産です。
PMOから進める主要なキャリア方向は、以下のとおりです。
- PMOの経験はPMへのステップアップに直結しやすい
- コンサルタントやプログラムマネジャーへの展開も現実的な選択肢
- どの方向に進む場合も、PMO時代に何を深めたかが分岐点になる
- スキルの棚卸しをしておくと、キャリア選択の判断が明確になる
プロジェクト全体を俯瞰する視点・ステークホルダー調整経験・プロセス設計知識は多くのキャリアで即戦力になります。
PMOからPMへステップアップする場合に必要なこと
PMOからPMへの移行は最もオーソドックスなキャリアパスで、PMOは「支援する立場」・PMは「意思決定し責任を取る立場」という役割転換が最大のポイントです。
移行にあたって意識しておきたい点は、以下のとおりです。
- 意思決定の場数を増やす(PMO立場でも積極的に意見を出す習慣をつける)
- スコープ・コスト・品質のトレードオフを自分の言葉で説明できるようにする
- チームメンバーのマネジメント経験を意図的に作る(小規模サブチームのリードなど)
- 担当したいドメイン(業界・テクノロジー領域)を絞り込む
PMへの移行では「資格の有無」よりも「実際にスコープ変更の判断を下した経験があるか」を問われる場面が増えます。
面接やポートフォリオでは、具体的な意思決定の場面を語れる準備をしておくと有利です。
PM不在の小規模プロジェクトで代行役を担う・社内の小規模PMを志願するといった現職環境の活用が、リスクを抑えて経験を積む現実的な方法です。
外部転職より、社内の小規模PMを志願するほうがリスクを抑えて経験を積めます。
コンサルタント・プログラムマネジャーへの展開
PMOの経験はコンサルティングやプログラムマネジメントへの展開にも適しています。
どちらも「複数プロジェクトを横断して見る視点」と「組織の課題を構造化する力」を求めており、PMOのスキルセットと親和性が高いです。
コンサルタントへの展開では、PMO自体を設計・立ち上げた経験がある方が向いており、クライアントの管理体制整備・PMO機能導入支援・プロセス改善提案などで知見を活かせます。
追加で必要なスキルとしては提案書・報告書の作成力・ファシリテーション力・課題の構造化力が挙げられ、社内提案の機会に積極的に手を挙げることが実践の場になります。
プログラムマネジャーは関連する複数プロジェクトを束ねて戦略目標の達成を管理する役割で、PMOが「ルールと仕組みを整える」のに対し「依存関係を管理しビジネス成果に責任を持つ」点が異なります。
PgMP(プログラムマネジメント・プロフェッショナル)資格が一つの指標になり、同時期に3件前後のプロジェクトを並行支援した経験があれば移行の素地があるとされます。
PMO自体を立ち上げた経験があるなら、コンサル・プログラムマネジャーへの展開は現実的な選択肢です。
PMOのスキルに関するよくある質問
ここでは、PMOのスキルに関するよくある質問に回答していきます。
PMO未経験でも通用するスキルはありますか?
PMO未経験でも、汎用的なビジネススキルを持っていれば現場で活かせる場面は多くあります。
コミュニケーション能力やExcel・PowerPointといった基本スキルは、PMO業務でも日常的に求められるため未経験からでも貢献しやすい土台になります。
実際に未経験からPMOに入る場合は、ドキュメント整備や進捗取りまとめなどのサポート業務を担当するケースが多く、業務を通じて固有スキルを習得する流れが一般的です。
PMOはスキルが身につかないと言われるのはなぜですか?
PMOがスキルが身につかないと感じられるのは、サポート役に徹しすぎることで意思決定の経験が積みにくくなるためです。
進捗管理や報告業務が中心になると自ら判断を下す場面が少なくなり、主体的な経験値が伸びにくいと感じる人が一定数います。
ただし、プロセス設計・標準化・関係者間の調整といった能力はPMO業務を通じて着実に養われます。
PMOに必要なExcelスキルはどのレベルですか?
PMOに求められるExcelスキルは、ピボットテーブルや関数・グラフ作成を使いこなせる中級レベルが一般的な目安です。
進捗管理や課題一覧の集計・可視化など日常業務でデータを扱う場面が多いため、基本操作だけでなく実務で応用できる操作精度が重要です。
大規模プロジェクトや複数部門にまたがる案件では、ExcelだけでなくPower BIなどBIツールを活用してレポーティングするケースも増えています。
まず中級レベルを確実に習得し、配属先の状況に応じてツールの幅を広げていくのが現実的です。
PMOのスキルはPMへのキャリアアップに活かせますか?
PMOで培ったスキルはPMへのキャリアアップに有効な土台となります。
プロセス管理・リスク管理・ステークホルダー調整の経験はPMに求められる能力と直接つながり、キャリアの足がかりとして活用できます。
複数プロジェクトを横断支援するPMOの立場は、プロジェクト全体の構造や課題を俯瞰する視点を養う機会でもあります。
PMOのスキルシートには何を書けばよいですか?
PMOのスキルシートには、プロジェクトの規模・期間・チーム人数を軸に、具体的な業務内容と使用ツールをセットで記載することが重要です。
担当プロジェクトの規模・期間・チーム人数を明記すると、読み手が業務のスコープをイメージしやすくなります。
業務内容については進捗管理・資料作成・リスク管理など具体的な役割を文脈で説明すると、実務経験の深さが伝わりやすいです。
あわせてExcelやRedmineなど使用ツール名も記載しておくと即戦力としての評価につながりやすく、スキルシートと職務経歴書では記載の粒度が異なる点も意識してください。
【まとめ】
PMOに必要なスキルとは?
PMOに必要なスキルは、コミュニケーション・プロジェクトマネジメント・リスクマネジメントを中核に据えた多面的な能力です。
PMが個別プロジェクトの意思決定者として責任を持つのに対し、PMOは複数プロジェクトを横断的に支援・標準化・情報集約する調整者であり、求められるスキルの方向性が根本的に異なります。
スキルマップで現状を把握し、ギャップを埋めながら段階的にレベルを引き上げることが、PMOとしての専門性を確立する近道で、本記事の要点は以下のとおりです。
・PMOはプロジェクト横断支援・標準化・情報集約を担い、PMとは役割が根本的に異なる
・最重要スキルはコミュニケーション・プロジェクトマネジメント・リスクマネジメントの3領域
・PMOスキルは「知っている」ではなく「アウトプットを出した経験」で評価すべき
・PMO業務ではプロセス・データ・調整・リスクの4領域が自然に伸びる
・意思決定・リーダーシップ・専門知識は意識的に機会を作らないと停滞する
・PMP・P2M・MOSなどの資格で基礎を体系化しつつ、PM・コンサル・プログラムマネジャーへの展開が可能
PMOのスキルは「組織のプロジェクト遂行能力を底上げする仕組みを作る力」であり、個人の成果物より組織的な価値創出を軸にする点が他職種との大きな違いです。
自分の志向と向き合いながらスキルを磨くことで、PMO固有の専門性とその先のキャリアの選択肢を同時に広げられるでしょう。
エクセル感覚で使えるAIタスク管理ツールなら:スーツアップ
エクセルやスプレッドシートでの進捗管理に慣れている方の中には、より高機能なツールに興味を持ちつつも、操作方法を一から覚えるのは負担だと感じている方もいるでしょう。
チームのタスク管理が手軽にできて、操作や運用も簡単なツールを探しているなら経営支援クラウド「スーツアップ」がおすすめです。
スーツアップとは表計算ソフトのような直感的な操作が可能なツールで、PCスキルに自信がない方でも気軽に使える親切な設計になっています。
さらに、タスクひな型、期限通知及び定型タスクなどプロジェクトやタスクの管理に役立つ機能が揃っているので、更新スケジュールの管理や作業の進捗状況の確認もスムーズに行えます。
チャットツールやオンライン会議を使った相談に対応しているほか、対面でのコンサルを受けられるなど、サポート体制が充実しているのもポイント。
スーツアップは、表計算ソフトのような親しみやすい操作感で、パソコンが苦手な人でも直感的に使えるのが魅力。チームでのタスク管理や外部ツールとの連携に長けており、幅広く活用できるでしょう。


- エクセル感覚で操作!
スーツアップは、エクセルのような感覚で操作できますが、期限通知や定型タスクの自動生成など、エクセルにはない便利な機能が充実。日々のタスク更新もストレスがありません。
- 業務の「見える化」でミスゼロへ
チームのタスクや担当、期限などを表で一元管理。全員が進捗を把握できるから、抜け漏れや期限遅れがなくなり、オペレーションの質もアップします。
- テンプレートでプロジェクト管理が楽
よくある業務はタスクひな型として自動生成できるので、毎回ゼロから作る手間なし。誰でもすぐに運用を始められるのがスーツアップの強みです。
「かんたん、毎日続けられる」をコンセプトに、やさしいテクノロジーでチームをサポートする「スーツアップ」。
ますは無料お試しでツールを体験してみませんか?


チームのタスク管理 / プロジェクト管理でこのようなお悩みはありませんか?

そうなりますよね。私も以前はそうでした。タスク管理ツールを導入しても面倒で使ってくれないし、結局意味なくなる。

じゃあどうしたらいいのか?そこで生まれたのがスーツアップです。

これ、エクセル管理みたいでしょ?そうなんです。手慣れた操作でチームのタスク管理ができるんです!

見た目がエクセルだからといって侮るなかれ。エクセルみたいに入力するだけで、こんなことも

こんなことも

こんなことまでできちゃうんです。

エクセル感覚でみんなでタスク管理。
まずは以下よりお試しいただき、どれだけ簡単か体験してみてください。