ーーようやく暖かくなってまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

本日は、スーツ社のカスタマーサクセス課で「全社タスク管理導入コンサルティング・サービス」を担当する楠本心亮(くすもとしんすけ)さんにインタビューを行ってきました。カスタマーサクセス課での業務内容、また、仕事のやりがい等について話を聞いてまいりました!

ーー楠本さんお疲れ様です! 今日はよろしくお願いします。早速ですが、昨日の夜も麻雀でお忙しかったのでしょうか?

楠本:してないですよそんないつも!笑 確か・・・昨日の夜は・・・仕事をしていたような気がします!笑 今日は宜しくお願いします。

ーーすみません。気を取り直して笑 それでは早速ですが、スーツ社で新たに開始された「全社タスク管理導入コンサルティング・サービス」についてご説明いただけますでしょうか? スーツ社は従来の経営支援事業から経営支援クラウド事業(SaaS事業)へとシフトしているところかと思いますが、このような状況下で、なぜ今、新たにコンサルティング・サービスを始めるのでしょうか?

楠本:私たちは創業以来、時価総額100億円以下の中小・中堅企業やスタートアップ企業等をはじめとするクライアント企業様に対して、一貫して、経営改革の方法をお伝えし、伴走して、経営支援をしてまいりました。その経営支援の過程で蓄積されてきた経営ノウハウの一つが「全社タスク管理」です

「全社タスク管理」とは、個人・部署・経営といった各レベルにおいて、会社に関わる全てのタスクを「見える化」し、全社でPDCAサイクルを効率的に回せるようにする、というものです。

この「全社タスク管理」を導入するご支援が、2023年3月に開始した「全社タスク管理導入コンサルティング・サービス」になります。

 

ーー既存の経営コンサルティング・サービスとの違いはどのようなところにあるのでしょうか?

楠本:これまでの当社は、一般的な経営戦略立案のみを行う経営コンサルティング会社とは違い、何よりも戦略の「実行」を重視した、人材投入(ハンズオン)型の経営支援を行ってまいりました。

その経営支援の過程で、業種や業態、企業の規模等に関わらず、ほぼ毎回同じように経営課題として上がってきていたのが、①組織の定義の必要性、②会議体を中心としたコミュニケーションの定義の必要性、そして③組織全体で業務・仕事を定義し、管理をすることの必要性、の3つになります。

私たちは実際に、この3つを改善し「全社タスク管理」を行っていくだけで、クライアント企業様の業績が大幅に改善していくのを目の当たりにしてきました。

そこで今回、クライアント企業様からの推薦もあって、この「全社タスク管理」を行うための体制を整えることに特化したコンサルティングを提供していくことといたしました。これが今回の「全社タスク管理導入コンサルティング・サービス」になります。

これまで行ってきました、クライアント企業様に合わせて幅広く多様なサービスを実施する経営支援とは異なり、より効果的かつ効率的で、さらに費用対効果を高く、「全社タスク管理」を導入していただくことができます。

「全社タスク管理導入コンサルティング・サービス」では、以下7つのサービスを提供しております。

1.全社タスク管理導入コンサルティング

(1)組織構築コンサルティング

(2)コミュニケーションデザイン・コンサルティング

(3)タスク設定コンサルティング

2.経営理念策定コンサルティング

3.経営戦略策定コンサルティング

4.稟議体制構築コンサルティング

まず、「1.全社タスク管理導入コンサルティング」ですが、「全社タスク管理」を導入するにあたり必要とされる、「組織構築」、「コミュニケーションデザイン」、「タスク設定」の3つのサービスをパッケージしたものになっています。クライアント企業様の状況によっては、「組織構築」は済んでいるものの、他はまだ、といったパターンも想定されるため、それぞれバラバラにご利用いただけるようにもしています。

「全社タスク管理」導入のための体制構築にとって更に前提条件となる、「経営理念」や「経営戦略」の立案、さらには「全社タスク管理」をよりしっかりと運用するにあたり必要となってくる「稟議体制の構築」についても、別途のサービス・メニューを設け、クライアント企業様の状況に応じて、サービスをご選択いただけるようにしました。

組織の構築等を今から始めようとする企業様については、やはりですが、「全社タスク管理」を行う体制をしっかりと整えるためにも、「1. 全社タスク管理導入コンサルティング」をおすすめしております。

「全社タスク管理導入コンサルティング・サービス」の全体像

ーーありがとうございます。サービスの具体的な内容について伺えますか?

楠本:「1.全社タスク管理導入コンサルティング」は3つのメニューからなっていますが、それぞれにて、組織・コミュニケーション・タスクの「再定義」を行います。

まず、(1)組織構築コンサルティングでは、組織図、業務分掌規程や職務権限規程の作成をすることにより、クライアント企業様の正しい組織構築や再構築を実現します。

次に、(2)コミュニケーションデザイン・コンサルティングでは、レポートライン・定例会議・議事録などの報告ルール、チャットツールやカレンダーツールの整備をすることにより、クライアント企業様の円滑なコミュニケーションを実現します。

最後に、(3)タスク設定コンサルティングでは、経営タスク・部署タスク・プロジェクトタスクなどの設定をすることにより、クライアント企業様が中長期的に実行すべき全社タスクの「見える化」を実現します。

全社タスク管理導入コンサルティング・サービス」のまとめ

ーーなるほどありがとうございます。最初の疑問に戻りますが、それでは新しく開始するSaaS事業とはどのような関係になっているのでしょうか?

楠本:当社の経営支援クラウド「Suit UP」は、実際に「全社タスク管理」を行っていただくためのツールになっておりまして、大まかには、「全社タスク管理」を行っていただく前提である組織構築やコミュニケーションデザイン、タスクの洗い出しがほぼ整った企業さまであれば、スムーズに導入していただくことができるようになっています。

一方で、先述しました通り、「組織構築がまだ」や「コミュニケーションデザインがまだ」といった「全社タスク管理」を導入するための体制の整備中のクライアント企業様に関しましては、この新しいコンサルティング・サービスを受けていただき、その上で「Suit UP」を導入していただくことで、より円滑に「全社タスク管理」を実施・運用していただけると考えています。

なお、ここからは宣伝ですが笑、経営支援クラウド「Suit UP」の公式LPでは、事前登録していただけると、本コンサルティング・サービスを無料でご利用いただける特典をご提供しております!

(「Suit UP」公式LP)

https://suitup.jp/lp/tech/pre_a_2301/

ーーご説明と宣伝(笑)ありがとうございました。それでは続きまして、「全社タスク管理導入コンサルティング・サービス」の実施体制について教えていただけますか?

楠本:「全社タスク管理導入コンサルティング・サービス」を行う体制は、以下の4名で行っています。当社代表取締役社長CEOの小松、執行役員の高橋、カスタマーサクセス課の楠本と谷田貝です。

代表の小松とカスタマーサクセス課の楠本を中心にご支援を行っており、執行役員の高橋、カスタマーサクセス課の谷田貝はサポート役として、業務に取り組んでいます。

 

ーー「全社タスク管理導入コンサルティング・サービス」の導入状況はいかがですか?

楠本:3月6日に「全社タスク管理導入コンサルティング・サービス」を開始しまして、まずはこれまでの当社の業務の中でご縁の出来た企業様を中心にお声がけさせていただき、また、PRTIMESにて、サービス開始のプレスリリースをさせていただいたところです。

サービス開始のご連絡後、すぐに数社からお問い合わせをいただき、ご導入いただいており、ヒアリングや共同作業などを通じて、「全社タスク管理」の導入支援に取り組んでおります。

また、「全社タスク管理」に関するセミナーの方を無料で開催しておりまして、こちらも受講された方からはご好評をいただいております。WEBでのご参加も可能ですので、もしご興味をお持ちいただけましたら是非ご参加いただければと思います(※)。

(※)リンク先は2023年4月4日開催のものですが、今後も開催していく予定です。

https://suits.co.jp/seminar2304/

ーー導入いただいたお客様の反応はいかがでしょうか。

楠本:お客様からは、「会社に関するすべてのタスクが見える化して、管理が用意になった」、「スタッフの役割分担が明確になり、タスクの遅滞や停滞がなくなった」、「社内の情報共有が円滑になり、社内コミュニケーションが活発になった」など、コンサルタントとして嬉しいお言葉を頂戴しております。

 

ーー「全社タスク管理導入コンサルティング・サービス」の可能性について教えてください。

楠本:「全社タスク管理導入コンサルティング・サービス」を行うことで、中小企業の利益体質の実現が出来ると考えております。

例えば、タスク管理をしていたとしても、部署ごとの役割が曖昧であったり、管理職の権限が決まっていないことで、会社全体の業務効率を損なってしまっている場合があります。

また、会社全体のコミュニケーション・ルールが決まっていないことにより、全てのスタッフに情報がスムーズに伝わっていないようなケースもあります。

当社の新サービスでは、「全社タスク管理」の運用の前提となる組織構築、コミュニケーションデザイン、タスク設定の考え方についての体制構築から実行、さらには当社のコンサルタントが離れても「全社タスク管理」が問題なく運用できるように、スタッフ教育までの全てをご支援いたします。

そのため、クライアント企業様は、最終的には、自社のみで、全社でのタスク管理がかんたんにでき、PDCAサイクルが効率的に回る組織を構築することが出来ます。

ーーありがとうございます。実際に働かれている中で感じるお仕事のやりがいはどのようなものでしょうか?

楠本:「全社タスク管理導入コンサルティング・サービス」での醍醐味は、クライアント企業様の利益体質の実現を間近で体感できる点です。

「全社タスク管理導入コンサルティング・サービス」では、ヒアリングや共同作業などを通じて、組織・コミュニケーション・タスクを再定義した上で、全社的にタスクを管理する考え方や仕組みを提供します。

このため、以前からタスク管理自体はしていたけれども、全社的にタスクを回せていなかった、という企業様にも全社でのタスク管理を容易にしていただけるようになり、PDCAサイクルを効率的に回せる組織へと変化していきます。

クライアント企業様とともに改善を実施していき、PDCAサイクルが効率的に回っていく過程を共に体感でき、さらには実際に利益体質になるところまで一貫して伴走して支援することができる、というところが醍醐味です。

 

ーー一緒に働きたい人のイメージを教えて頂けますか?

楠本:お客様の視点に立って話を聞ける、傾聴力のある方です。

クライアント企業様によって、所属される業界や業種が異なり、それぞれの企業様にて抱えていらっしゃる経営課題も異なります。

新サービスの目的は、「全社タスク管理」を行うことができる体制作りという同じゴールを達成することですが、クライアント企業様それぞれにおいて解決すべき課題や解決手法は千差万別です。

そのため、私たちは潜在的な経営課題を引き出すためにしっかりとお客様の視点に立って話を聞くことを重視しており、そのような能力に秀でた方とぜひ一緒に働きたいと考えています。

ーー本日はお忙しいところありがとうございました!

 

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