株式会社スーツでは、経営支援するクライアント企業様を選定する基準として、「社会性」と「社会的インパクト」を掲げています。

求めているものは「社会性」と「社会的インパクト」

【当社が主にサービス提供するクライアント企業様イメージ】

形式的な基準
・上場会社か未上場会社かは問わず、企業価値評価が、時価総額100億円以下となる中堅企業・中小企業・小規模事業者(以下「中小企業等」といいます。)を中心とします。
・業種業態は、メーカーからサービス業まで、問いません。
・成長ステージは、ベンチャー企業から再生案件まで、問いません。

定性的な基準
・クライアント企業様が展開しようとしている、または、既に展開している事業に、
 1)社会性があること
 2)社会的インパクトがあること
・経営者が会社経営する際に重視する価値観が、自身の利殖よりも、会社や事業そのものの社会性を重視していること
・経営者自身が成長をしようとしていること
※ 上記段落の下線箇所は、本稿のために追記。

本稿では、なぜ当社がクライアント企業様に「社会性」や「社会的インパクト」を求めているのか、そして、私たちが、これらの観点から、どのような経営支援をしているのかについて記載をしたいと思います。

 

人生を変えるビッグ・ディール

「社会性」や「社会的インパクト」は仲間を増やすキーワード

なぜ当社がクライアント企業様に「社会性」や「社会的インパクト」を求めているのか。

それは、これらの言葉が、私たちを鼓舞するキーワードであると同時に、クライアント企業様に多くの仲間を増やすためのキーワードだからです。

以前のストーリーでご紹介したとおり、当社の行動指針の根底にある価値観は「一度きりの人生」です。あなたは、「一度きりの人生」を、自分のためだけに費やしたいですか?それとも、社会のために費やしたいですか?また、自分や自分の周辺の人たちにしか影響を与えられない小さいことに費やしたいですか?それとも、社会的にも大きなインパクトあることに費やしたいですか?

世の中の多くの人々の中でも、特に大企業の経営者、投資家、大学教授、タレントや政治家など社会的に大きなパワーを持っている人々は、「社会性」や「社会的インパクト」を求めています。

逆説的に言えば、これらを備えていたからこそ、今の社会的ポジションにあるとも考えられますし、これらを追求しなければ今の地位に居続けることはできないとも考えられます。

私たちのクライアント企業様は、企業価値評価が時価総額100億円以下の経営資源が乏しい中小企業・ベンチャー企業です。そのため、社外から経営資源の獲得をして来なければ、ビジネスを大きく発展させることはできません。

前述のような社会的にスーパーパワーを持っている人々を仲間にして動かさなければなりません。

もしクライアント企業様の事業が、経営者や株主が自分たちがお金持ちになりたいといった動機だけに基づくものであったり、将来発展したとしてもお客様の人数もごくわずかな人数に限られるものであったりする場合、「社会性」や「社会的インパクト」を求めている彼らは動いてくれない(動けない)可能性が高いのです。

私たちは、クライアント企業様を選定する時点で、クライアント企業様に「社会性」や「社会的インパクト」を求めています。

 

ディール・メイキングができて、初めて「プロ経営者」

それでは、具体的に、どのようにスーパーパワーを持っている人々を動かせばよいのでしょうか?

それは、例えばクライアント企業様とスーパーパワーを持っている人々が所属する大企業やファンドとの間で、業務提携契約、資本提携契約や資本・業務提携契約などを締結するなど、お互いがメリットが出るようなディール・メイキングをするのです。

私たちのクライアント企業様は「社会性」や「社会的インパクト」ある事業を展開していますから、スーパーパワー側の人々にもインパクトを出すことができます。

それこそクライアント企業様の経営支援を行う私たちも含めて、ディールに関わる全ての人々の人生を変えるようなビッグ・ディールを目指しています。

本稿では話をクライアント企業様に限定します。もし当社のクライアント企業様である中小企業やベンチャー企業が、スーパーパワーを持っている人々が所属する大企業やファンドとディール・メイキングしたら、どうなるでしょうか?

それは、少なくとも、クライアント企業様に関わる全ての人の人生が変わるようなビッグ・ディールになると思います。

当社は、経営戦略を立案したりオペレーション実行を支援したりすることだけでなく、クライアント企業様を飛躍させるきっかけとなる、このディール・メイキングに多くの時間を費やしています。

ディール・メイキングにあたり、私たちはスクリーニング(相手探し)、マッチング(ご紹介)から始まり、相手方がクライアント企業様との取引にかかる意思決定に至るまでのフォローをするわけですが、これはクライアント企業様にとってリターンは大きいものの不確実性の高い仕事で、一般的な経営コンサルタント企業の報酬体系ようなタイム・チャージではなかなか依頼しづらい業務です。

そこを、当社では、中小企業やベンチャー企業などのクライアント企業様に対して、月額の定額報酬を低廉にするかわり成功報酬を組み合わせるなど、当社が報酬に関して部分的にリスクテイクすることで、こういったディール・メイキングを支援できるようにしています。

特に中小企業やベンチャー企業と大企業とのディール・メイキングの場合は、第三者による信用補完がなければ稟議が通りづらいのが実情です。

また、一般的にフィナンシャル・アドバイザーの多くは、事業規模が小さくブランド力が乏しい中小企業やベンチャー企業に対して、手間暇がかかる割に成功確率が低く、成功報酬額も小さいため、ディール・メイキングの支援をすることはありません。

 

「打席」に立たないと「ホームラン」は打てない。

私たちは経営支援をする際に、クライアント企業様に対して、企業価値向上をコミットしています。

私たちのクライアント企業様は、社外から経営資源の獲得をしなければならないですし、株式上場を目指している会社ばかりで、大企業よりも遥かに速い成長スピードを求めています。

そのため、中小企業やベンチャー企業における「プロ経営者」を標榜している私たちは、クライアント企業様に大きなインパクトを生み出すディール・メイキングができなければ、多くの場合、クライアント企業様が望むような成果は出せません。

クライアント企業様のために、勝てる経営戦略を立てて、実行フェーズではオペレーションを支援し、それと並行して、クライアント企業様が急成長するようなディール・メイキングをする。

これが私たちの仕事です。

日常の営業活動や業務改善活動を連続的なバリューアップと考えると、このディール・メイキングは非連続なバリューアップと呼ぶことができると思います。

それでは、どうすればディール・メイキングを成功させることができるか。

本稿のカバー写真には野球の写真を選びましたが、このディール・メイキングにおいて、私たちは毎日のように「打席」に立ち続けています。「打席」に立たないとチャンスはありませんし、「ホームラン」を打つことはできないのです。

ディールを追いかけるには、野球選手が毎試合「打席」に立つように、リーダーシップを発揮して、不断の努力とともに「打席」に立たないといけないのです。

リーダーシップという言葉で表現すると簡単ですが、日々、私たちは全人格的な勝負をしています。

常日頃から、プロフェッショナルとしてスキルを身に着け、社会的にスーパーパワーのある人々との交流をし、そういう人らと伍していくだけの「社会性」や「社会的インパクト」ある目線、そして、人間性を磨いていかなければ、ディール・メイキングはできません。

私たちは、いつ来るか分からないその勝負の時のために、毎日、クライアント企業様のディール・メイキングのために準備をしているのです。数えきれないほどの「打席」に入って、日々、クライアント企業様のために「ホームラン」を打とうとしているのです。

 

未来と社会を変える!人生を変えるビッグ・ディール

会社経営は地道な小さな改善の繰り返しです。

私たちも「プロ経営者」を掲げて活動しているものの、決して華々しく優雅な時間を過ごしているわけではなく、地味な事務作業と、クライアント企業様のステークホルダー全てに対して、謙虚かつ丁寧なコミュニケーションを繰り返しています。

それと並行して、クライアント企業様の人生を変えるようなビッグ・ディールを追いかけています。

そのために、全身全霊で、毎日、社会的にスーパーパワーのある人々と会い、多くの人から信頼を勝ち得るように努力しています。

私たちは中小企業やベンチャー企業などのクライアント企業様が行うディール・メイキングの価値を知っています。これは当該領域において活動している多くの経営コンサルタントやフィナンシャル・アドバイザーではできないことで、当社ならではのサービスなのです。

私たちは、「社会性」と「社会インパクト」あるクライアント企業様とともに、未来と社会をより良くしたいと考えています。

そして、クライアント企業様のビジネスを飛躍的に向上させるビッグ・ディールを創り出したいと考えています。

当社では、「プロ経営者」として、未来と社会を変えるような、ディールに関わる全ての人の人生を変えるようなビッグ・ディールを創りたい人を探しています。