エクセルでWBSを作成する方法|無料テンプレート・関数・条件付き書式を完全解説
「エクセルでWBSを作成してほしい」と上司やクライアントから急に依頼されて困った経験はありませんか。
WBSという言葉は聞いたことがあるけれど正しい作り方が分からない、ガントチャートとの違いがいまいち理解できない、テンプレートを探しているが自分のプロジェクトに合うものが見つからないといった悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
プロジェクト管理の現場で「来週までにWBS出して」と言われて焦った経験、ありますよね。
WBSはプロジェクト管理の土台となる重要な成果物です。
作成方法を誤ると、タスクの漏れやスケジュールの遅延が発生し、プロジェクト全体に悪影響を及ぼす可能性があります。
本記事では、WBSの基礎知識から5ステップの作成手順、無料で使えるおすすめテンプレート3選、条件付き書式による自動色付け、WORKDAY関数やNETWORKDAYS関数を使った日程計算まで、エクセルでのWBS作成に必要なすべてを網羅しています。
さらに、コピペで使える数式例も豊富に掲載しているため、すぐに実務で活用できます。
目次
エクセルでWBSを作成する前に知っておくべき基礎知識
プロジェクト管理において「WBSを作ってほしい」と上司やクライアントから依頼された経験はないでしょうか。
特にエクセルでWBSを作成する場面は多く、実務で頻繁に求められるスキルの一つです。
しかし、WBSの基礎を理解しないまま作成に取り掛かると、的外れな成果物が出来上がってしまうリスクがあります。
「とりあえず作ってみる」前に、WBSの目的や構造を押さえておくことが大切です!
本章では、エクセルでWBSを作成する前に押さえておくべき基礎知識を解説します。
WBSの定義や目的、ガントチャートとの違い、そして必要な項目と階層構造について理解することで、実務で活用できる精度の高いWBSを作成できるようになります。
WBSとは?作業分解構成図でプロジェクトを可視化する仕組み
WBSとは「Work Breakdown Structure」の略称で、日本語では「作業分解構成図」と訳されます。
プロジェクトの最終成果物を達成するために必要な作業を階層的に分解し、すべてのタスクを可視化するための手法です。
- 作業漏れを防止する
- プロジェクトのスコープを明確化する
- 工数見積もりの基盤を構築する
第一に、作業漏れを防止することです。
プロジェクトを大きなフェーズから小さなタスクへと段階的に分解していくことで、見落としがちな作業を洗い出すことができます。
たとえば「Webサイト制作」というプロジェクトであれば、要件定義、設計、開発、テスト、リリースといった大項目から始まり、それぞれをさらに細かい作業へ分解していきます。
この過程で「サーバー設定」や「ドメイン取得」といった忘れやすいタスクも明確になります。
「あ、これ忘れてた!」を防げるのがWBSの大きなメリットですね
第二に、プロジェクトのスコープを明確化することです。
WBSに含まれる作業がプロジェクトの範囲であり、含まれない作業は範囲外であることを明示できます。
これにより、プロジェクト途中での範囲の肥大化(スコープクリープ)を防ぎ、関係者間で作業範囲の認識を共有できます。
第三に、工数見積もりの基盤を構築することです。
WBSで分解された最小単位のタスクに対して、それぞれの工数を見積もることで、プロジェクト全体の工数を積み上げ式で算出できます。
大雑把な見積もりよりも精度が高く、リソース計画や予算策定の根拠として活用できます。
📝 エクセルでWBSを作成するメリット
特別なツールを導入する必要がなく、多くのビジネスパーソンが操作に慣れている点にあります。
中小企業やフリーランスなど、専用ツールの導入予算や権限がない場合でも、エクセルがあればすぐにWBS管理を始められます。
また、自由度が高く、自社のプロジェクトに合わせたカスタマイズが容易な点も魅力です。
大規模プロジェクトでは行数が膨大になり動作が重くなる点なども挙げられます。
これらの限界については後述しますが、まずは基礎を押さえてエクセルでのWBS作成をマスターしましょう。
WBSとガントチャートの違い|役割を理解して使い分ける
WBSとガントチャートは混同されやすい概念ですが、それぞれ異なる役割を持っています。
両者の違いを正しく理解することで、プロジェクト管理をより効果的に行えるようになります。
| 項目 | WBS | ガントチャート |
|---|---|---|
| 役割 | 「何をやるか」を定義 | 「いつやるか」を可視化 |
| 目的 | 作業の洗い出し・構造化 | スケジュールの可視化 |
| 表現方法 | 階層構造(ツリー形式) | 棒グラフ(時間軸) |
| 作成順序 | 先に作成 | WBSの後に作成 |
WBSは「何をやるか」を定義するものです。
プロジェクトの作業を階層的に分解し、すべてのタスクを洗い出すことが目的です。
WBSでは、作業の親子関係や依存関係を明確にし、プロジェクトの全体像を構造的に把握できます。
一方、ガントチャートは「いつやるか」を可視化するものです。
横軸に時間(日付)、縦軸にタスクを配置し、各タスクの開始日から終了日までを棒グラフで表現します。
これにより、スケジュールの進捗状況やタスク間の重なりを視覚的に確認できます。
つまり「WBSでタスクを洗い出し、ガントチャートでスケジュール化する」という流れになります!
両者の関係性を整理すると、WBSが先でガントチャートが後という順序になります。
まずWBSでプロジェクトに必要なタスクをすべて洗い出し、その後、各タスクに開始日と終了日を設定してガントチャートで可視化するという流れです。
WBSなしにガントチャートを作成すると、タスクの漏れが発生したり、粒度がバラバラになったりする可能性があります。
左側にWBSの項目(タスク名、担当者、開始日、終了日など)を配置し、右側にガントチャートを表示する形式です。
この形式であれば、タスクの詳細とスケジュールを一つのシートで管理でき、視認性が高まります。
なお、ガントチャートを作成する際には、エクセルの条件付き書式を活用すると便利です。
開始日から終了日の期間に該当するセルを自動で色付けすることで、手動での塗りつぶし作業を省略できます。
具体的な設定方法については後述します。
WBSに必要な項目と階層構造の作り方
WBSを作成する際には、必要な項目と適切な階層構造を理解しておくことが重要です。
項目が不足していると管理が不十分になり、階層が深すぎたり浅すぎたりすると使いづらいWBSになってしまいます。
- 大項目(フェーズ):プロジェクト全体を構成する大きな工程
- 中項目:大項目をさらに分解した作業グループ
- 小項目(タスク):担当者がアクションを起こす最小単位の作業
まず「大項目(フェーズ)」です。
プロジェクト全体を構成する大きな工程を指します。
たとえばシステム開発であれば、要件定義、基本設計、詳細設計、開発、テスト、リリースといったフェーズが該当します。
次に「中項目」です。
大項目をさらに分解した作業グループです。
たとえば「要件定義」フェーズであれば、ヒアリング、現状分析、要件整理、要件定義書作成といった中項目に分けられます。
そして「小項目(タスク)」です。
実際に担当者がアクションを起こす最小単位の作業です。
たとえば「ヒアリング」であれば、ヒアリングシート作成、日程調整、ヒアリング実施、議事録作成といった具体的なタスクになります。
大→中→小と段階的に分解していくイメージですね!
| 項目 | 内容 | 例 |
|---|---|---|
| WBS番号 | 階層構造を数字で表現 | 1、1.1、1.1.1 |
| 担当者 | タスクの責任者 | 山田太郎 |
| 開始日 | 作業の開始予定日 | 2024/4/1 |
| 終了日 | 作業の完了予定日 | 2024/4/5 |
| 工数(人日) | 作業に必要な日数 | 3人日 |
| 進捗ステータス | 作業の状態 | 未着手/進行中/完了 |
| 備考 | 補足情報 | 外部依頼あり |
WBS番号は階層構造を数字で表現するもので、たとえば大項目が「1」、その配下の中項目が「1.1」「1.2」、さらにその配下の小項目が「1.1.1」「1.1.2」といった形式で採番します。
階層が浅すぎるとタスクの粒度が大きくなり、進捗管理が曖昧になります。
逆に階層が深すぎると管理が煩雑になり、WBS自体のメンテナンスに時間がかかってしまいます。
📝 タスク粒度の目安
「1〜2週間以内で完了する作業」を目安にするとよいでしょう。
1日で終わる細かすぎるタスクばかりになると管理工数が増え、1ヶ月以上かかる大きすぎるタスクでは進捗が見えづらくなります。
プロジェクトの規模やチームのスキルに応じて、適切な粒度を設定してください。
次の章では、実際にエクセルでWBSを作成する手順を解説していきます!
エクセルでWBSを作る5つの手順|初心者でも30分で完成
WBSの基礎知識を理解したところで、いよいよエクセルでの実際の作成手順に入ります。
本章では、初心者でも30分程度で完成できるよう、ステップバイステップで解説します。
エクセルを開きながら、一緒に手を動かして進めてみてください。
実際に手を動かしながら読むと、理解度がグッと上がりますよ!
作成の流れは、プロジェクトの定義から始まり、大項目の洗い出し、階層構造の作成、担当者と日程の設定、そしてガントチャートの追加という5つのステップで構成されています。
各ステップで具体的なセル配置や入力方法を示しますので、そのまま真似するだけでWBSが完成します。
ステップ1|プロジェクトの成果物と作業範囲を定義する
WBS作成の第一歩は、プロジェクトのゴールとスコープを明確にすることです。
いきなりエクセルにタスクを書き始めるのではなく、まず「何を達成するプロジェクトなのか」「どこまでが作業範囲なのか」を整理します。
ここを曖昧にしたまま作り始めると、後から「あれも必要だった」と手戻りが発生しがちです。
具体的には、以下の3つの問いに答えることから始めます。
- このプロジェクトの最終成果物は何か
- 成果物を完成させるために必要な作業は何か
- このプロジェクトに含まれない作業は何か
第一の問いは「このプロジェクトの最終成果物は何か」です。
たとえば「新規Webサイトの公開」「業務システムのリリース」「イベントの開催」など、プロジェクト完了時に得られる具体的な成果物を明確にします。
この成果物がWBSの最上位に位置づけられます。
第二の問いは「成果物を完成させるために必要な作業は何か」です。
ブレインストーミング形式で、思いつく限りの作業を書き出します。
この段階では順序や階層を気にせず、とにかく漏れなく洗い出すことが重要です。
第三の問いは「このプロジェクトに含まれない作業は何か」です。
スコープ外の作業を明確にすることで、プロジェクト途中での範囲拡大を防ぎます。
たとえば「サーバーの運用保守は含まない」「コンテンツの作成はクライアント側で行う」といった境界線を引きます。
スコープ外を明確にしておくと、後から「これもお願い」と追加されるのを防げます。
📝 エクセルでの初期設定
まず新しいブックを作成し、シート名を「WBS」に変更します。
A1セルにプロジェクト名を入力し、A2セルに開始日、B2セルに終了日(予定)を入力しておくと、全体像が把握しやすくなります。
次に、4行目以降をWBSの本体として使用します。
A列からH列までを以下のように設定します。
| 列 | 項目名 | 推奨列幅 |
|---|---|---|
| A列 | WBS番号 | 8 |
| B列 | 大項目 | 20〜25 |
| C列 | 中項目 | 20〜25 |
| D列 | 小項目 | 20〜25 |
| E列 | 担当者 | 10 |
| F列 | 開始日 | 12 |
| G列 | 終了日 | 12 |
| H列 | 進捗 | 10 |
これらの項目名を4行目に入力し、5行目以降にタスクを記載していきます。
列幅の調整は、列の境界線をドラッグするか、列を選択して右クリックから「列の幅」を選択して数値を入力します。
ステップ2|大項目(フェーズ)でタスクを洗い出す
プロジェクトの定義が完了したら、次は大項目(フェーズ)を洗い出します。
大項目とは、プロジェクト全体を構成する大きな工程のことです。
一般的なプロジェクトでは、5〜8個程度の大項目に分けることが多いです。
大項目が10個を超えると管理が煩雑になるので、5〜8個を目安にしましょう。
大項目の洗い出し方には、いくつかのアプローチがあります。
- 成果物ベース:最終成果物を構成する要素ごとに分解
- 工程ベース:プロジェクトの進行順序に沿って分解
- 組織ベース:担当する部門やチームごとに分解
一つ目は「成果物ベース」のアプローチです。
最終成果物を構成する要素ごとに分解します。
たとえばWebサイト制作であれば、トップページ、会社概要ページ、サービスページ、お問い合わせページといった成果物ごとに大項目を設定します。
二つ目は「工程ベース」のアプローチです。
プロジェクトの進行順序に沿って工程を分解します。
たとえばシステム開発であれば、要件定義、設計、開発、テスト、リリースといった工程ごとに大項目を設定します。
三つ目は「組織ベース」のアプローチです。
担当する部門やチームごとに分解します。
たとえば新製品発売プロジェクトであれば、企画チーム担当、開発チーム担当、マーケティングチーム担当、営業チーム担当といった組織ごとに大項目を設定します。
どのアプローチを採用するかは、プロジェクトの特性やチームの構成に応じて決定します。
複数のアプローチを組み合わせることも可能です。
📝 エクセルでの入力方法
5行目以降のA列にWBS番号、B列に大項目名を入力していきます。
たとえばWebサイト制作プロジェクトであれば、A5セルに「1」、B5セルに「要件定義」と入力します。
続いてA6セルに「2」、B6セルに「設計」、A7セルに「3」、B7セルに「開発」といった形で入力を続けます。
この段階ではC列(中項目)とD列(小項目)は空欄のままで構いません。
大項目の行は後から見分けやすいよう、太字にしたり背景色を付けたりしておくと便利です。
セルを選択してCtrl+Bで太字に、またはホームタブの「塗りつぶしの色」から背景色を設定できます。
大項目に色を付けておくと、一目で階層構造がわかって管理しやすくなりますよ。
ステップ3|中項目・小項目に細分化して階層を作る
大項目の洗い出しが完了したら、それぞれを中項目・小項目へと細分化していきます。
この作業がWBS作成の中核であり、作業漏れを防ぐ上で最も重要なステップです。
100%ルールとは、親項目の作業範囲が、子項目の合計で100%カバーされている状態を指します。
たとえば「要件定義」という大項目を細分化する場合、その配下の中項目・小項目をすべて完了すれば「要件定義」フェーズが完了する、という関係性になっていなければなりません。
「配下のタスクを全部終えたら、親タスクも完了」という状態を常に意識しましょう。
中項目への分解例を示します。
「要件定義」という大項目であれば、「ヒアリング」「現状分析」「要件整理」「要件定義書作成」「レビュー・承認」といった中項目に分解できます。
それぞれの中項目は、大項目を構成する作業グループとして意味のあるまとまりになっています。
さらに小項目への分解例を示します。
「ヒアリング」という中項目であれば、「ヒアリングシート作成」「ヒアリング日程調整」「ヒアリング実施(営業部門)」「ヒアリング実施(開発部門)」「ヒアリング結果まとめ」といった小項目に分解できます。
| 階層 | 例 | WBS番号 |
|---|---|---|
| 大項目 | 要件定義 | 1 |
| 中項目 | ヒアリング | 1.1 |
| 小項目 | ヒアリングシート作成 | 1.1.1 |
| 小項目 | ヒアリング日程調整 | 1.1.2 |
📝 エクセルでの入力方法
大項目の行の下に、中項目・小項目の行を挿入していきます。
WBS番号は階層に応じて「1.1」「1.2」「1.1.1」「1.1.2」といった形式で採番します。
大項目はB列、中項目はC列、小項目はD列に入力することで、視覚的に階層構造を表現できます。
具体的には、A5セルに「1」、B5セルに「要件定義」と入力されている状態から始めます。
A6セルに「1.1」、C6セルに「ヒアリング」と入力します。
A7セルに「1.1.1」、D7セルに「ヒアリングシート作成」と入力します。
A8セルに「1.1.2」、D8セルに「ヒアリング日程調整」と入力します。
さらにインデントを付けたい場合は、セルの書式設定から「配置」タブを開き、「インデント」の値を設定します。
タスクが大きすぎる場合はさらに分解し、細かすぎる場合は統合することで、適切な粒度に調整します。
ステップ4|担当者・開始日・終了日を設定する
タスクの洗い出しと階層構造の作成が完了したら、各タスクに担当者と日程を割り当てます。
この作業により、WBSが単なるタスクリストから、実行可能なプロジェクト計画へと進化します。
担当者と日程が入ると、「誰が」「いつまでに」が明確になり、責任の所在がはっきりします。
担当者の設定については、最下層のタスク(小項目)に対して行います。
大項目や中項目は複数のタスクをまとめたものであり、特定の担当者を割り当てるのではなく、配下のタスクの担当者が自動的に関わることになります。
担当者名はE列に入力します。
入力の際は表記ゆれを防ぐため、データの入力規則を活用することをおすすめします。
別のシートまたは同じシートの離れた場所に担当者の一覧を作成します。
E列の担当者入力セルを選択し、「データ」タブから「データの入力規則」を選択します。
「設定」タブで「入力値の種類」を「リスト」に変更し、「元の値」に担当者一覧のセル範囲を指定します。
これにより、ドロップダウンリストから担当者を選択できるようになり、入力ミスを防げます。
「山田」「やまだ」「Yamada」のような表記ゆれを防げるので、後の集計作業がラクになりますよ。
開始日と終了日の設定については、F列に開始日、G列に終了日を入力します。
日付の入力形式を統一するため、F列とG列を選択し、右クリックから「セルの書式設定」を開きます。
「表示形式」タブで「日付」を選択し、任意の形式(例:2024/1/15 や 1月15日)を設定します。
土日祝日を考慮した日程設定が必要な場合は、後述するWORKDAY関数を活用すると便利です。
📝 大項目・中項目の日程を自動計算する方法
配下のタスクの中で最も早い開始日と最も遅い終了日を自動計算させることができます。
大項目の開始日セルには「=MIN(配下タスクの開始日範囲)」を入力します。
終了日セルには「=MAX(配下タスクの終了日範囲)」を入力します。
ただし、タスクの追加・削除に伴い範囲を調整する必要があるため、運用ルールを決めておくことが重要です。
進捗ステータスについてはH列に入力します。
「未着手」「進行中」「完了」「保留」といったステータスを用意し、担当者と同様にデータの入力規則でドロップダウンリストを設定しておくと便利です。
| ステータス | 意味 |
|---|---|
| 未着手 | まだ作業を開始していない |
| 進行中 | 現在作業を行っている |
| 完了 | 作業が完了した |
| 保留 | 何らかの理由で作業を中断している |
ステップ5|ガントチャートを追加してスケジュールを可視化
WBSの基本項目が完成したら、右側にガントチャートを追加してスケジュールを視覚化します。
ガントチャートがあることで、プロジェクト全体の流れや各タスクの進行状況が一目で把握できるようになります。
ガントチャートがあると、会議での説明もスムーズになりますよ。
ガントチャートの作成手順を説明します。
まず、I列以降をガントチャート領域として使用します。
I4セルにプロジェクトの開始日(例:2024/1/1)を入力し、J4セルには「=I4+1」という数式を入力して翌日の日付を表示します。
J4セルをコピーし、プロジェクト期間分の列(K4、L4、M4…)に貼り付けることで、連続した日付が表示されます。
列幅を狭くするため短い形式に変更します。
日付セルを選択し、「セルの書式設定」から「ユーザー定義」を選択し、「d」と入力すると日のみ(1、2、3…)が表示されます。
列幅は3〜4程度に設定すると、多くの日数を表示できます。
ガントチャート領域(I5以降のセル)を選択し、「ホーム」タブの「条件付き書式」から「新しいルール」を選択します。
「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選び、数式を入力します。
週や月の区切りを見やすくするため、土日の列に背景色を付けることをおすすめします。
WEEKDAY関数を使って曜日を判定し、条件付き書式で自動的に色付けする方法は後述します。
条件付き書式に入力する数式は以下のとおりです。
📝 ガントチャート色付けの数式
=AND(I$4>=$F5,I$4<=$G5)
この数式は、列の日付(I$4)がタスクの開始日($F5)以上かつ終了日($G5)以下である場合にTRUEを返します。
書式の「塗りつぶし」から任意の色(例:青や緑)を選択し、OKをクリックします。
これにより、開始日から終了日の期間が自動的に色付けされます。
「$」の位置がポイントです。行と列、どちらを固定するかで結果が変わるので注意しましょう。
最後に、見やすさを向上させるための調整を行います。
- ヘッダー行のみ固定:5行目を選択→「表示」タブ→「ウィンドウ枠の固定」
- 項目列とヘッダー行を両方固定:I5セルを選択→「表示」タブ→「ウィンドウ枠の固定」
ヘッダー行(4行目)を固定表示するには、5行目を選択した状態で「表示」タブの「ウィンドウ枠の固定」から「ウィンドウ枠の固定」を選択します。
また、A列からH列も固定したい場合は、I5セルを選択してから同じ操作を行います。
これにより、スクロールしてもWBSの項目列とガントチャートのヘッダー行が常に表示されます。
ウィンドウ枠を固定しておくと、大量のタスクがあってもスクロール時に迷子になりません。
無料で使えるエクセルのWBSテンプレート【おすすめ3選】
前章ではエクセルでWBSをゼロから作成する手順を解説しましたが、「すぐに使えるテンプレートがほしい」「ゼロから作る時間がない」という方も多いでしょう。
本章では、無料でダウンロードできるエクセルのWBSテンプレートを3種類紹介します。
それぞれの特徴を理解し、自分のプロジェクトに合ったテンプレートを選んでください。
テンプレートを使えば、プロが設計した項目構成をそのまま活用できるので、初心者でも安心ですよ!
テンプレートを活用するメリットは、作成時間の短縮だけではありません。
プロが設計した項目構成や書式設定をそのまま利用できるため、WBS作成の経験が浅い方でも品質の高い成果物を作成できます。
また、テンプレートをベースにカスタマイズすることで、自社独自のフォーマットを効率的に構築できます。
Microsoft公式テンプレート|エクセル内蔵ですぐに使える
最も手軽に入手できるのが、Microsoft公式のテンプレートです。
Microsoftが提供しているため信頼性が高く、エクセルの各バージョンとの互換性も保証されています。
公式テンプレートなら安全性も高いので、企業での利用にも安心ですね!
📝 テンプレートの入手手順
「ファイル」タブをクリックします。
テンプレートの検索画面が表示されます。
検索ボックスに「WBS」「ガントチャート」「プロジェクト管理」と入力して検索します。
目的に合ったものを選択し、「作成」ボタンをクリックすると新しいブックとして開きます。
Microsoft公式テンプレートの代表的なものとして「シンプルなガントチャート」があります。
このテンプレートは、タスク名、開始日、期間、終了日、進捗率といった基本項目が設定されており、右側にはガントチャートが自動生成される仕組みになっています。
条件付き書式があらかじめ設定されているため、日付を入力するだけでガントチャートが描画されます。
もう一つの代表的なテンプレートとして「プロジェクトタイムライン」があります。
こちらはマイルストーンを重視したデザインで、重要な節目を視覚的に強調できます。
長期プロジェクトや、経営層への報告用資料として活用するのに適しています。
| テンプレート名 | 特徴 | おすすめの用途 |
|---|---|---|
| シンプルなガントチャート | 基本項目+自動描画のガントチャート | 短期〜中期プロジェクト |
| プロジェクトタイムライン | マイルストーン重視のデザイン | 長期プロジェクト・経営層報告 |
Microsoft公式テンプレートの特徴として、デザインが洗練されている点が挙げられます。
色使いやフォント設定がプロフェッショナルな印象を与えるため、社外への提出資料としてもそのまま使用できます。
オンラインからもテンプレートを入手できますよ!
オンラインでMicrosoft公式テンプレートを入手する方法もあります。
Microsoft Createにアクセスし、「プロジェクト管理」カテゴリから検索すると、Excel内蔵のものに加えて追加のテンプレートも見つかります。
Microsoftアカウントでサインインすれば、無料でダウンロードできます。
ガントチャート一体型WBSテンプレート|スケジュール管理も同時に
WBSとガントチャートを一体化したテンプレートは、タスク管理とスケジュール管理を同時に行いたい方に最適です。
左側にWBSの項目、右側にガントチャートが配置されており、一つのシートでプロジェクト全体を俯瞰できます。
1つのシートで全体像が見えるので、進捗管理がとても楽になりますよ!
- 左側(WBS領域):WBS番号、タスク名(階層構造)、担当者、開始日、終了日、工数、進捗率、ステータス
- 右側(ガントチャート領域):日付が横軸に並び、各タスクの期間が色付きバーで表示
このタイプのテンプレートを選ぶ際のポイントは、ガントチャートの時間単位です。
日単位で表示するものは短期プロジェクト(1〜3ヶ月程度)に適しており、週単位や月単位で表示するものは長期プロジェクト(半年〜1年以上)に適しています。
プロジェクトの期間に合わせて選択してください。
| 時間単位 | 適したプロジェクト期間 | 特徴 |
|---|---|---|
| 日単位 | 1〜3ヶ月程度 | 細かいタスク管理が可能 |
| 週単位 | 3ヶ月〜半年程度 | 中期的な進捗把握に最適 |
| 月単位 | 半年〜1年以上 | 全体像の俯瞰に向いている |
ガントチャート一体型テンプレートの入手先として、Microsoftの公式テンプレートに加えて、各種ビジネステンプレートサイトがあります。
検索エンジンで「WBS ガントチャート テンプレート Excel 無料」と検索すると、多数のテンプレートが見つかります。
無料だからといって、怪しいサイトからダウンロードするのは避けましょう!
📝 使用時の注意点:ファイルサイズに気をつけよう
条件付き書式やマクロが多用されているテンプレートは、ファイルサイズが大きくなり、動作が重くなることがあります。
特にタスク数が多いプロジェクトでは、シンプルな構成のテンプレートを選ぶか、不要な機能を削除してから使用することを検討してください。
カスタマイズの方法として、まずテンプレートをそのまま開き、サンプルデータを自分のプロジェクトのデータに置き換えます。
項目の追加や削除が必要な場合は、列や行を挿入・削除し、条件付き書式の範囲を調整します。
ガントチャートの期間を変更する場合は、日付の開始位置と列数を調整し、条件付き書式の数式が正しく機能するか確認します。
シンプルWBSテンプレート|カスタマイズしやすい基本形
ガントチャートを含まないシンプルなWBSテンプレートは、カスタマイズの自由度が高く、自社独自のフォーマットを構築したい方に適しています。
必要最小限の項目で構成されているため、理解しやすく、メンテナンスも容易です。
- A列:WBS番号
- B〜D列:タスク名(大項目・中項目・小項目の階層)
- E列:担当者
- F〜G列:開始日・終了日
- H〜J列:工数・進捗ステータス・備考
ガントチャートがないぶん、列数が少なくシートがすっきりしています。
シンプルだからこそ、自分好みにアレンジしやすいんです!
シンプルWBSテンプレートが適しているケースを紹介します。
まず、ガントチャートを別のツールで管理している場合があります。
プロジェクト管理ツールやスケジュール管理ソフトを併用している場合、WBSはタスクの洗い出しと構造化に特化させ、スケジュールの可視化は別ツールに任せるという運用が効率的です。
次に、タスクの洗い出しフェーズで使用する場合です。
プロジェクト初期の計画段階では、まずタスクを漏れなく洗い出すことが優先であり、スケジュールは後から設定するケースがあります。
このような場合、シンプルなWBSテンプレートでタスクを整理し、その後ガントチャートを追加するという二段階のアプローチが有効です。
また、印刷して会議で使用する場合にもシンプルWBSテンプレートは適しています。
ガントチャートを含むテンプレートはA3用紙でも収まりきらないことがありますが、シンプルなWBSであればA4用紙に印刷しやすく、会議資料として配布するのに便利です。
📝 シンプルWBSテンプレートのカスタマイズ例
- 工数管理を強化したい場合:予定工数と実績工数の列を追加し、差異を自動計算する列を設ける
- リスク管理を組み込みたい場合:リスク項目、影響度、対策状況の列を追加
- 複数プロジェクトを一元管理したい場合:プロジェクト名の列を追加し、フィルター機能で切り替え
最初はシンプルに始めて、必要に応じて項目を追加していくのがおすすめですよ!
テンプレートを選ぶ際の最終的な判断基準は、「自分のプロジェクトで本当に必要な項目は何か」という点です。
機能が豊富なテンプレートは一見便利に見えますが、使わない機能が多いと管理が煩雑になります。
まずはシンプルなテンプレートから始めて、必要に応じて項目を追加していくアプローチをおすすめします。
エクセルのWBSを効率化する条件付き書式の活用法
WBSを作成した後の運用フェーズでは、進捗状況の確認やスケジュールの把握に多くの時間を費やすことになります。
手動でセルを色付けしたり、遅延しているタスクを目視で探したりする作業は非効率であり、見落としのリスクもあります。
本章では、エクセルの条件付き書式を活用してWBSの運用を効率化する方法を解説します。
条件付き書式を一度設定してしまえば、その後はデータ入力だけでOK。面倒な手作業から解放されますよ!
条件付き書式とは、指定した条件に合致するセルに対して、自動的に書式(背景色、文字色、アイコンなど)を適用する機能です。
一度設定すれば、データが変更されるたびに自動で書式が更新されるため、手動での作業が不要になります。
WBS管理においては、ガントチャートの自動描画、進捗状況の色分け、マイルストーンの強調表示などに活用できます。
開始日〜終了日の自動色付け|ガントチャートを見やすくする
ガントチャート部分で開始日から終了日までの期間を自動で色付けする設定は、WBS管理において最も活用頻度の高い条件付き書式です。
この設定を行うことで、日付を入力するだけでガントチャートが自動的に描画され、手動での塗りつぶし作業が不要になります。
一度設定すれば、タスクの日程変更時も色が自動で追従してくれるので本当に便利です!
📝 設定手順を詳しく説明します。
前章の例では、I5セルから右方向にプロジェクト期間分、下方向にタスク数分の範囲を選択します。たとえば、30日間のプロジェクトで50タスクがある場合、I5からAL54までの範囲を選択します。
「ホーム」タブの「条件付き書式」をクリックし、「新しいルール」を選択します。ルールの種類として「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選びます。
数式入力欄に以下の数式を入力します。
=AND(I$4>=$F5,I$4<=$G5,$F5<>"")
書式ボタンをクリックし、「塗りつぶし」タブで任意の色を選択します。一般的には青系や緑系の色が視認性が高くおすすめです。OKをクリックしてルールを確定します。
📝 数式の意味を解説
I$4は列ヘッダーの日付を参照しており、$4と行を固定することで、どの行でも4行目の日付を参照します。
$F5は開始日、$G5は終了日を参照しており、$を付けて列を固定することで、どの列でもF列とG列を参照します。
AND関数で3つの条件をすべて満たす場合にTRUEを返します。条件は「日付が開始日以上」「日付が終了日以下」「開始日が空白でない」の3つです。
この設定により、F列に開始日、G列に終了日を入力すると、該当する期間のセルが自動的に色付けされます。
日付を変更すると、色付けも自動で更新されます。
📝 さらに見やすくするための追加設定を紹介します。
土日を別の色で表示するには、以下の数式で新しいルールを追加します。
=WEEKDAY(I$4,2)>5
WEEKDAY関数の第2引数に2を指定すると、月曜日を1、日曜日を7として曜日番号を返します。
この値が5より大きい場合(つまり6か7の場合)は土曜日または日曜日であることを意味します。
この条件に対してグレーなどの背景色を設定することで、土日が視覚的に区別できます。
一般的には、タスク期間の色付けを土日の色付けより優先させることで、タスクがある日は土日でもタスクの色が表示されるようになります。
- タスク期間の色付け:=AND(I$4>=$F5,I$4<=$G5,$F5<>””)
- 土日の色付け:=WEEKDAY(I$4,2)>5
- 今日の日付を強調:=I$4=TODAY()
これらの数式は、F列が開始日、G列が終了日、4行目が日付ヘッダーであることを前提としています。自分のWBSの構成に合わせて、列番号と行番号を適宜変更してくださいね。
進捗状況の色分け表示|完了・進行中・遅延を一目で把握
タスクの進捗状況に応じてセルや行を自動で色分けすることで、プロジェクト全体の状況を一目で把握できるようになります。
特に遅延しているタスクを目立たせることで、問題の早期発見と対応が可能になります。
遅延タスクが赤く表示されると、会議中でもすぐに問題箇所を特定できて便利ですよ!
📝 進捗ステータスによる色分けの設定方法を説明します。
進捗ステータスを入力する列(例ではH列)を選択します。H5からH54までなど、タスクが入力される範囲を選択してください。
「条件付き書式」から「新しいルール」を選択し、「指定の値を含むセルだけを書式設定」を選びます。
条件として「セルの値」「次の値に等しい」を選び、「完了」と入力します。書式ボタンをクリックし、塗りつぶしの色を緑に設定します。
同様の手順で、「進行中」には黄色、「未着手」には白または薄いグレー、「保留」にはオレンジといった色を設定します。
- 完了:緑(達成感を表現)
- 進行中:黄色(作業中を示す)
- 未着手:白またはグレー
- 保留:オレンジ(注意喚起)
- 遅延:赤(警告)
ステータスの文字色を変更することも可能で、たとえば「完了」の文字を緑、「遅延」の文字を赤にすることで、より視認性が高まります。
📝 行全体を色付けしたい場合の設定方法
行全体を色付けしたい場合は、数式を使用した条件付き書式を使います。
A5からJ54までの範囲を選択し、数式「=$H5=”完了”」を入力して緑の背景色を設定します。
$H5とすることでH列を固定し、行はそれぞれのタスク行を参照します。
これにより、ステータスが「完了」のタスクは行全体が緑色になります。
行全体が色付けされると、完了タスクと未完了タスクの区別がより明確になりますね!
📝 遅延タスクの自動検出と強調表示
遅延タスクの自動検出と強調表示も重要な機能です。
終了日を過ぎてもステータスが「完了」になっていないタスクを自動で検出し、赤色で強調表示する設定を行います。
数式は以下のとおりです。
=AND($G5<TODAY(),$H5<>"完了",$G5<>"")
📝 数式の意味を解説
この数式は、終了日($G5)が今日より前であり、かつステータス($H5)が「完了」でなく、かつ終了日が空白でない場合にTRUEを返します。
この条件に対して赤色の背景色や太字の書式を設定することで、遅延タスクが目立つようになります。
📝 進捗率による色分け
進捗率による色分けも効果的です。
進捗率を数値で管理している場合(例:0%、25%、50%、75%、100%)、データバーやカラースケールを使って視覚化できます。
進捗率の列を選択し、「条件付き書式」から「データバー」を選択すると、セル内に進捗率に応じたバーが表示されます。
「カラースケール」を選択すると、値に応じてセルの背景色がグラデーションで変化します。
データバーを使うと、数値を見なくても視覚的に進捗度合いがわかるので、報告資料にも活用できますよ!
マイルストーンの強調表示|重要な納期を見逃さない
マイルストーンとは、プロジェクトにおける重要な節目や成果物の完成時点を指します。
中間レビュー、顧客への納品、リリース日などがマイルストーンに該当します。
これらの重要な日程を見逃さないよう、条件付き書式で強調表示する設定を行います。
マイルストーンを見落とすと、プロジェクト全体に影響が出ることも。しっかり目立たせておきましょう!
📝 マイルストーンを管理する方法はいくつかあります。
📝 方法①:専用の列を追加する
たとえばK列に「マイルストーン」列を追加し、マイルストーンに該当するタスクには「★」や「●」を入力します。
この列に値がある場合に行全体を強調表示する条件付き書式を設定します。
数式は以下のとおりです。
=$K5<>""
この条件に対して、背景色を黄色やオレンジに設定したり、罫線を太くしたりすることで、マイルストーンのタスクが目立つようになります。
📝 方法②:タスク名に特定のキーワードを含める
タスク名に「【納品】」「【レビュー】」「【リリース】」などのキーワードを含めることで、マイルストーンを識別します。
条件付き書式では、COUNTIF関数やSEARCH関数を使ってキーワードを検出します。
数式は以下のとおりです。
=OR(ISNUMBER(SEARCH("【納品】",$D5)),ISNUMBER(SEARCH("【レビュー】",$D5)),ISNUMBER(SEARCH("【リリース】",$D5)))
- SEARCH関数:指定した文字列が含まれている場合にその位置(数値)を返し、含まれていない場合はエラーを返す
- ISNUMBER関数:数値かどうかを判定し、キーワードが含まれているかを判定
- ・OR関数:複数のキーワードのいずれかが含まれていればTRUEを返す
📝 アイコンセットを活用する方法
アイコンセットを活用する方法も効果的です。
条件付き書式の「アイコンセット」を使うと、セルの値に応じて旗や星、信号機などのアイコンを表示できます。
たとえばマイルストーン列に優先度(1、2、3)を入力し、アイコンセットで旗のアイコンを表示させることで、重要度に応じた視覚化が可能です。
アイコンを表示させたい列の範囲を選択します。
「条件付き書式」から「アイコンセット」を選択します。表示されるアイコンの種類から適切なものを選びます。
「ルールの管理」から詳細設定を開き、アイコンが表示される条件(値の範囲)を調整します。
旗や星のアイコンを使うと、一覧表でもマイルストーンがパッと目に入ってきますね!
📝 マイルストーンが近づいていることを知らせるアラート機能
マイルストーンが近づいていることを知らせるアラート機能も設定できます。
終了日が今日から7日以内のマイルストーンを強調表示する数式は以下のとおりです。
=AND($K5<>"",$G5-TODAY()<=7,$G5-TODAY()>=0)
📝 数式の意味を解説
この数式は、マイルストーン列が空白でなく、終了日と今日の差が7日以内かつ0日以上(つまり今日から7日後まで)の場合にTRUEを返します。
この条件に対してオレンジ色の背景を設定することで、直近のマイルストーンが視覚的に警告されます。
- 専用列で判定:=$K5<>””
- キーワードで判定:=OR(ISNUMBER(SEARCH(“【納品】”,$D5)),ISNUMBER(SEARCH(“【レビュー】”,$D5)),ISNUMBER(SEARCH(“【リリース】”,$D5)))
- 7日以内のアラート:=AND($K5<>””,$G5-TODAY()<=7,$G5-TODAY()>=0)
これで条件付き書式の活用法はバッチリですね。ぜひ自分のWBSに取り入れて、運用を効率化してみてください!
エクセルのWBSで使える便利な関数3選
WBSの作成と運用において、エクセル関数を活用することで手入力の手間を大幅に削減し、計算ミスを防ぐことができます。
本章では、WBS管理に特に役立つ3つの関数を紹介します。
それぞれの関数について、書式、使い方、具体的な数式例を詳しく解説しますので、すぐに実務で活用できます。
土日祝を除いた日程計算や遅延検出を自動化できると、WBS管理がグッと楽になりますよ!
日程管理においては、土日や祝日を考慮した終了日の計算や、実際の稼働日数の算出が頻繁に必要になります。
また、遅延しているタスクを自動で検出してアラートを表示する仕組みがあれば、問題の早期発見につながります。
これらの課題を解決するのが、WORKDAY関数、NETWORKDAYS関数、そしてIF関数と条件付き書式の組み合わせです。
WORKDAY関数|土日祝を除いた終了日を自動計算
WORKDAY関数は、開始日から指定した稼働日数後の日付を計算する関数です。
土日を自動的に除外し、オプションで祝日も除外できます。
タスクの終了日を設定する際に「開始日から5営業日後」といった計算が必要な場面で非常に便利です。
=WORKDAY(開始日, 日数, [祝日])
| 引数 | 説明 |
|---|---|
| 開始日 | 計算の起点となる日付(セル参照または日付の値) |
| 日数 | 開始日から数える稼働日数(正の値=未来、負の値=過去) |
| 祝日 | 【省略可】除外したい祝日リストのセル範囲 |
📝 基本的な使用例
F5セルに開始日「2024/1/15」が入力されており、タスクの所要日数が5営業日の場合:
=WORKDAY(F5,5)
→ 2024年1月22日(月曜日)が終了日として計算されます。
土日が自動的にスキップされるので、手動でカレンダーを数える必要がなくなりますね!
祝日を除外する場合は、まず祝日リストを作成します。
シート内の別の場所(例:M列)に祝日の日付を入力します。
たとえばM1セルに「2024/1/8」(成人の日)、M2セルに「2024/2/11」(建国記念の日)といった形で祝日を一覧にします。
📝 祝日を考慮した数式
=WORKDAY(F5,5,$M$1:$M$20)
$M$1:$M$20は祝日リストのセル範囲を絶対参照で指定しています。
絶対参照にすることで、数式をコピーしても常に同じ祝日リストを参照します。
WORKDAY関数を活用した実践的な運用例を紹介します。
WBSにおいて、開始日と所要日数を入力すれば終了日が自動計算される仕組みを構築します。
F列に開始日、H列に所要日数(営業日)を入力し、G列に終了日を計算する数式を設定します。
📝 G5セルに入力する実践的な数式
=IF(F5=””,””,WORKDAY(F5,H5,$M$1:$M$20))
IF関数で開始日が空白の場合は空白を返し、開始日が入力されている場合はWORKDAY関数で終了日を計算します。
この数式をG列の全タスク行にコピーすれば、開始日と所要日数を入力するだけで終了日が自動設定されます!
NETWORKDAYS関数|実稼働日数を正確に算出
NETWORKDAYS関数は、開始日から終了日までの間の稼働日数を計算する関数です。
WORKDAY関数とは逆の計算を行い、期間から日数を算出します。
予定と実績の稼働日数を比較したり、残り稼働日数を計算したりする場面で活用できます。
=NETWORKDAYS(開始日, 終了日, [祝日])
| 引数 | 説明 |
|---|---|
| 開始日 | 期間の開始日 |
| 終了日 | 期間の終了日 |
| 祝日 | 【省略可】除外したい祝日リストのセル範囲 |
戻り値は開始日と終了日を含む稼働日数(土日除外)です。
📝 基本的な使用例
F5セルに開始日「2024/1/15」、G5セルに終了日「2024/1/26」が入力されている場合:
=NETWORKDAYS(F5,G5)
→ 稼働日数「10日」が計算されます(暦日数14日から土日4日を除外)。
祝日を考慮する場合は、WORKDAY関数と同様に祝日リストを指定します。
=NETWORKDAYS(F5,G5,$M$1:$M$20)
WORKDAY関数が「日数→日付」なら、NETWORKDAYS関数は「日付→日数」という関係ですね!
NETWORKDAYS関数を活用した実践的な運用例を紹介します。
📝 残り稼働日数の計算
タスクの終了日までに何営業日残っているかを計算する数式です。
=IF(G5=””,””,IF(G5<TODAY(),”期限超過”,NETWORKDAYS(TODAY(),G5,$M$1:$M$20)))
終了日が空白の場合は空白を返し、終了日が今日より前の場合は「期限超過」と表示し、それ以外の場合は残り稼働日数を計算します。
予定稼働日数と実績稼働日数の比較も可能です。
予定の開始日・終了日と、実績の開始日・終了日をそれぞれ管理している場合、両者の稼働日数を計算して差異を分析できます。
| 計算内容 | 数式 |
|---|---|
| 予定稼働日数 | =NETWORKDAYS(F5,G5,$M$1:$M$20) |
| 実績稼働日数 | =NETWORKDAYS(I5,J5,$M$1:$M$20) ※I列:実績開始日、J列:実績終了日 |
| 差異(実績-予定) | =NETWORKDAYS(I5,J5,$M$1:$M$20)-NETWORKDAYS(F5,G5,$M$1:$M$20) |
📝 プロジェクト全体の残り稼働日数
プロジェクトの終了日がA2セルに入力されている場合:
=NETWORKDAYS(TODAY(),A2,$M$1:$M$20)&”営業日”
この数式を目立つ位置に配置することで、プロジェクト全体の進捗を意識しやすくなります。
IF関数×条件付き書式|遅延タスクを自動でアラート
IF関数と条件付き書式を組み合わせることで、遅延しているタスクを自動的に検出し、アラートを表示する仕組みを構築できます。
手動でのチェック作業が不要になり、問題の見落としを防げます。
毎朝WBSを開くだけで遅延タスクが一目でわかるようになりますよ!
まず、IF関数を使って遅延状態を判定する列を追加します。
たとえばK列に「遅延判定」列を追加し、以下の数式を入力します。
📝 遅延判定の数式(K5セル)
=IF(G5=””,””,IF(H5=”完了”,””,IF(G5<TODAY(),”遅延”,IF(G5-TODAY()<=3,”注意”,””))))
この数式の動作を解説します。
| 条件 | 戻り値 |
|---|---|
| 終了日が空白 | 空白を返す |
| ステータスが「完了」 | 空白を返す(完了タスクは判定対象外) |
| 終了日が今日より前 | 「遅延」と表示 |
| 終了日まで3日以内 | 「注意」と表示 |
| 上記以外 | 空白を返す |
この数式により、K列には「遅延」「注意」または空白が自動的に表示されます。
あとはK列に対して条件付き書式を設定することで、視覚的なアラートが実現します。
K列の遅延判定セル(K5以降)を選択します。
「条件付き書式」から「セルの強調表示ルール」→「指定の値に等しい」を選択します。
値に「遅延」と入力し、書式として「濃い赤の文字、明るい赤の背景」を選択します。
同様に、「注意」に対しては「濃い黄色の文字、黄色の背景」を設定します。
行全体を色付けしたい場合は、前章で解説した方法を使用します。
A5からK54までの範囲を選択し、数式「=$K5=”遅延”」で赤い背景色を、数式「=$K5=”注意”」で黄色い背景色を設定します。
行全体が色付けされると、遅延タスクがさらに目立って見つけやすくなります!
さらに高度な遅延判定として、進捗率と経過日数を比較する方法があります。
たとえば、予定期間の50%が経過しているのに進捗率が30%しかない場合は、遅延の兆候として警告を表示します。
📝 経過率の計算(L列)
=IF(OR(F5=””,G5=””),””,IF(TODAY()>G5,100%,(TODAY()-F5)/(G5-F5)))
開始日から今日までの経過日数を、開始日から終了日までの予定期間で割ることで、経過率(何%の期間が経過したか)を計算します。
📝 遅延リスクの判定(M列)
=IF(OR(L5=””,J5=””),””,IF(J5<L5-0.2,”リスクあり”,””))
進捗率が経過率より20ポイント以上低い場合に「リスクあり」と表示します。J5は進捗率セルに置き換えてください。
エクセルのWBSの限界と専用ツールへの移行タイミング
ここまでエクセルでWBSを作成・運用する方法を詳しく解説してきました。
エクセルは多くのビジネスパーソンが使い慣れており、追加コストなしで始められる点が大きなメリットです。
しかし、プロジェクトの規模が拡大したり、チームメンバーが増えたりすると、エクセルでの管理に限界を感じる場面も出てきます。
「エクセルで十分」と思っていても、気づかないうちに管理の手間が膨らんでいることがあります
本章では、エクセルでのWBS管理が適しているケースと不向きなケースを整理し、専用ツールへの移行を検討すべきタイミングを明確にします。
また、エクセル管理の限界を超えたい場合の選択肢として、AIを活用したタスク管理ツール「スーツアップ」についても紹介します。
エクセルが向いているケース・向かないケースの見極め方
エクセルでのWBS管理には明確な強みと弱みがあります。
自分のプロジェクトがエクセル管理に適しているかどうかを判断するために、それぞれのケースを詳しく見ていきましょう。
📝 エクセルでのWBS管理が向いているケース
エクセルでのWBS管理が向いているケースとして、まずプロジェクト規模が小〜中規模の場合が挙げられます。
タスク数が100件以下、プロジェクト期間が3〜6ヶ月程度であれば、エクセルでも十分に管理可能です。
行数が膨大になることもなく、ファイルの動作も軽快に保てます。
次に、チームメンバーが少人数の場合です。
5人以下のチームであれば、ファイル共有の煩雑さも許容範囲内です。
更新頻度が高くなければ、メールやクラウドストレージでのファイル共有でも運用できます。
また、プロジェクト管理ツールの導入予算がない場合も、エクセルが現実的な選択肢となります。
中小企業やスタートアップ、フリーランスなど、ツール導入の稟議を通すのが難しい環境では、既存のエクセルを活用することで追加コストを抑えられます。
さらに、カスタマイズの自由度を重視する場合もエクセルが適しています。
自社独自の管理項目を追加したり、特定の計算ロジックを組み込んだりする場合、エクセルであれば柔軟に対応できます。
専用ツールでは対応できないような独自のフォーマットも、エクセルなら実現可能です。
小規模プロジェクトや予算が限られている場合は、無理に専用ツールを導入する必要はありません
📝 エクセルでのWBS管理が向いていないケース
一方、エクセルでのWBS管理が向いていないケースもあります。
まず、プロジェクト規模が大規模な場合です。
タスク数が200件を超える、複数のサブプロジェクトが並行して進む、プロジェクト期間が1年以上に及ぶといった場合、エクセルでは管理が困難になります。
ファイルサイズが大きくなり動作が重くなるだけでなく、全体像の把握も難しくなります。
次に、チームメンバーが多い場合です。
10人以上のメンバーが関わるプロジェクトでは、同時編集の必要性が高まります。
エクセルファイルは基本的に排他制御がかかるため、誰かが編集中は他のメンバーが編集できません。
Microsoft 365の共同編集機能を使えば同時編集は可能ですが、編集の競合やファイルの破損リスクが高まります。
また、更新頻度が高い場合も問題です。
毎日のように進捗を更新する必要がある場合、エクセルファイルの共有と更新の手間が積み重なり、運用コストが増大します。
最新版がどれか分からなくなる、古いバージョンで作業してしまうといったミスも発生しやすくなります。
リアルタイムでの情報共有が求められる場合も、エクセルは不向きです。
クライアントや経営層がいつでも最新の進捗を確認したい、メンバー間でタスクの割り当てを即座に調整したいといったニーズには、専用ツールのほうが適しています。
複数拠点やリモートワーク環境での運用も、エクセルでは課題が生じやすい領域です。
ファイルの同期遅延、VPN経由でのアクセス遅延、セキュリティ上の制約など、さまざまな問題が発生する可能性があります。
| 判断基準 | エクセル向き | 専用ツール向き |
|---|---|---|
| タスク数 | 100件以下 | 200件以上 |
| チーム人数 | 5人以下 | 10人以上 |
| プロジェクト期間 | 3〜6ヶ月 | 1年以上 |
| 更新頻度 | 週1〜2回程度 | 毎日更新 |
| 情報共有 | 定期報告で十分 | リアルタイム必須 |
専用ツールへの移行を検討すべき3つのサイン
エクセルでのWBS管理を続けていると、ある時点から運用の負荷が急激に増大することがあります。
以下の3つのサインが現れたら、専用ツールへの移行を真剣に検討すべきタイミングです。
これらのサインに心当たりがある方は、ぜひ最後まで読んでみてください
📝 サイン①:ファイル共有と更新の手間が業務を圧迫している
第一のサインは「ファイル共有と更新の手間が業務を圧迫している」状態です。
WBSの更新や共有に費やす時間が増え、本来の業務に支障が出ている場合は危険信号です。
具体的な症状として、以下のような状況が該当します。
- メールでファイルをやり取りする頻度が週に数回以上になっている
- 最新版のファイルがどこにあるか分からなくなることがある
- ファイルのダウンロードと編集とアップロードの繰り返しに疲弊している
- 編集中のファイルを他のメンバーが上書きしてしまったことがある
これらの症状は、エクセルの本質的な限界に起因しています。
エクセルは単体での使用を前提として設計されており、複数人でのリアルタイム共同作業には向いていません。
クラウドストレージやMicrosoft 365の機能である程度は改善できますが、根本的な解決にはなりません。
📝 サイン②:バージョン管理の混乱が頻発している
第二のサインは「バージョン管理の混乱が頻発している」状態です。
どのファイルが最新版か分からない、誰がいつ何を変更したか追跡できないといった問題が繰り返し発生している場合です。
具体的な症状として、以下のような状況が該当します。
- ファイル名に「最新」「final」「確定版」などの文字が複数存在している
- 同じ日付で複数のバージョンが存在し、どれが正しいか判断できない
- 過去の変更履歴を確認したいが、どのバージョンを見ればよいか分からない
- 誤って古いバージョンで作業を進めてしまい、手戻りが発生した
専用のプロジェクト管理ツールでは、変更履歴が自動的に記録され、いつでも過去のバージョンに戻すことができます。
誰がいつ何を変更したかも明確に追跡できるため、バージョン管理の問題は根本的に解消されます。
「WBS_最新_final_確定版_v2.xlsx」のようなファイル名、見覚えありませんか?
📝 サイン③:リアルタイムでの進捗把握ができていない
第三のサインは「リアルタイムでの進捗把握ができていない」状態です。
プロジェクトの現状を把握するために、毎回メンバーに確認を取ったり、WBSファイルを開いて更新状況をチェックしたりする必要がある場合です。
具体的な症状として、以下のような状況が該当します。
- 週次のステータス会議でしか進捗が把握できない
- メンバーへの進捗確認の連絡に時間がかかっている
- 遅延に気づくのが遅れ、対応が後手に回ることがある
- クライアントや上司からの進捗確認に即座に回答できない
専用ツールでは、メンバーが進捗を更新すると即座にダッシュボードに反映され、プロジェクトマネージャーはいつでも最新状況を確認できます。
自動通知機能により、遅延や問題の発生を早期に検知することも可能です。
短期的には導入コストや学習コストがかかりますが、中長期的には生産性の向上とリスクの低減により、投資を上回るリターンが得られることが多いです。
おすすめ!AIで簡単、チームのタスク管理ツール「スーツアップ」
エクセルでのWBS管理に限界を感じている方におすすめなのが、AIを活用したタスク管理ツール「スーツアップ」です。
スーツアップは、中小企業やチームのタスク管理を効率化するために開発された国産のプロジェクト管理ツールで、エクセルからの移行もスムーズに行えます。
国産ツールなので、日本語でのサポートも充実しています
- AIによるタスク設定の自動化
- 直感的な操作性でエクセルユーザーも安心
- チームでの共同作業に最適化
- エクセルとの連携機能
📝 AIによるタスク設定の自動化
スーツアップの最大の特徴は、AIによるタスク設定の自動化です。
キーワードを入力するだけで、AIがタスクの洗い出しや分解を支援してくれます。
WBS作成に不慣れな方でも、AIのサポートにより漏れのないタスクリストを短時間で作成できます。
📝 直感的な操作性
また、直感的な操作性も大きな魅力です。
エクセルに慣れている方であれば、特別なトレーニングなしにすぐに使い始められます。
ドラッグアンドドロップでタスクの順序を変更したり、セルや行のコピーアンドペーストをしたりといった操作が直感的に行えます。
エクセルに慣れている方なら、学習コストをほとんどかけずに使いこなせます
📝 チームでの共同作業に最適化
チームでの共同作業に最適化されている点も重要です。
リアルタイムでの進捗共有、タスクへのコメント機能、メンションによる通知など、チームコラボレーションに必要な機能が揃っています。
エクセルで課題となっていたファイル共有やバージョン管理の問題は、クラウドベースのスーツアップであれば発生しません。
📝 エクセルとの連携機能
エクセルとの連携機能も用意されています。
既存のエクセルで作成したWBSデータをインポートできるため、これまでの資産を活かしながら移行できます。
また、必要に応じてデータをエクセル形式でエクスポートすることも可能なため、社外への報告資料作成などにも対応できます。
小規模なプロジェクトやチームであれば、無料プランの範囲内で十分に活用できます。
チームの規模や機能の必要性に応じて、有料プランへのアップグレードを検討できます。
| 比較項目 | エクセル | スーツアップ |
|---|---|---|
| タスク作成 | 手動で入力 | AIが自動支援 |
| 同時編集 | 制限あり | リアルタイム可能 |
| バージョン管理 | 手動管理 | 自動記録 |
| 進捗共有 | ファイル共有が必要 | 即時反映 |
| 通知機能 | なし | 自動通知あり |
| 初期コスト | 無料 | 無料プランあり |
まずは無料プランで試してみて、使い勝手を確認するのがおすすめです
📝 導入を検討する際のポイント
導入を検討する際のポイントとして、まずは1つの小規模プロジェクトで試験的に導入することをおすすめします。
いきなり全社的に展開するのではなく、特定のチームやプロジェクトで使い勝手を確認し、課題があれば調整してから本格導入するというステップを踏むことで、移行のリスクを最小限に抑えられます。
まずは無料プランでアカウントを作成し、基本機能を試してみましょう
特定のチームやプロジェクトで使い勝手を確認します
運用してみて気づいた課題があれば、設定や運用ルールを調整します
効果が確認できたら、必要に応じて有料プランへアップグレードし、全社展開を進めます
スーツアップの公式サイトでは、機能の詳細や導入事例、料金プランなどの情報が公開されています。
エクセルでの管理に限界を感じている方は、ぜひ一度チェックしてみてください。
まとめ|エクセルでWBSを作成して効率的なプロジェクト管理を始めよう
本記事では、エクセルでWBSを作成する方法について、基礎知識から具体的な手順、テンプレートの活用、条件付き書式や関数による効率化、そして専用ツールへの移行タイミングまで幅広く解説しました。
WBSはプロジェクト管理の基盤となる重要なツールです。適切に作成・運用することで、作業漏れを防ぎ、スケジュールを可視化し、チーム全体の生産性を向上させることができます。
本記事で解説した内容を参考に、ぜひエクセルでのWBS作成に挑戦してみてください。最初の一歩を踏み出すことが、効率的なプロジェクト管理への近道です!
株式会社スーツ 代表取締役社長CEO
2013年3月に、新卒で入社したソーシャル・エコロジー・プロジェクト株式会社(現社名:伊豆シャボテンリゾート株式会社、東証スタンダード上場企業)の代表取締役社長に就任。同社グループを7年ぶりの黒字化に導く。2014年12月に株式会社スーツ設立と同時に代表取締役に就任。2016年4月より総務省地域力創造アドバイザー及び内閣官房地域活性化伝道師。2019年6月より国土交通省PPPサポーター。2020年10月にYouTuber事務所の株式会社VAZの代表取締役社長に就任。月次黒字化を実現し、2022年1月に上場企業の子会社化を実現。2022年12月にスーツ社を新設分割し同社を商号変更、新たに株式会社スーツ設立と同時に代表取締役社長CEOに就任。
現在、スーツ社では、チームのタスク管理ツール「スーツアップ」の開発・運営を行い、中小企業から大企業のチームまで、日本社会全体の労働生産性の向上を目指している。