今日は、私の尊敬する同い年の経営者、そして、尊敬する人生の大先輩のエンターテイメント業界の重鎮の経営者が言っていた素晴らしい言葉を紹介したいと思います。

「家族を大事にできない人間に、良い仕事はできない。」

「私たちは、仕事が好きなのだから、平日は毎日「遊び」だけれども、休日は家族に対して、しっかりと「仕事」をしなければならない。」

リーダーとして、多くのフォロワーを導くようになると、人として正しいことは何なのかなど、全てのステークホルダーに対するコミュニケーションの前提となる、ごく一般的な道徳観や倫理観の大切さを思い知らされます。

その中の一つのテーマが家族です。

世のため人のためと言いながら、家族と疎遠になってしまっては元も子もありませんし、大事なものの優先順位を間違えてしまっています。

マザーテレサも「家族や友人など、まず身近な人から助けなさい。」と言っています。

新型コロナウイルス感染症問題によって、テレワークが多くなり、家族と過ごす時間も増えたように思います。

もちろんこのウイルスによって苦しまれている方も沢山いますので一刻も早い事態の収束を望んでいますが、今までの価値観を見直す良いチャンスであることも、また事実だと思います。

リーダーシップについて疑問がある、質問をしたいという方がいらっしゃいましたら、コメントや個別にメッセンジャーでご連絡ください。

また、コメントも大歓迎です。もし興味ある人いれば、これを酒の肴に一杯やりましょう!

 

 

【Q.30】
会社で自分は上司で立場が強いものの、いくら言っても、部下がしっかりとしてくれず、行動を改めてくれません。

リーダーならば、このように言うことを聞かない部下に対して、どのようにするのでしょうか?

会社のことを考えると、こういった部下はクビにする、外すなどの選択肢もあると思いますが、いかがでしょうか?

 

<コメント>

優れたリーダーならば、地位に依拠した権限、つまりパワーの行使はしません。

リーダーシップに立場は関係ありませんので、上司や部下と言う立場を超えて、一人の人間として、その部下と向き合って、その人を動かさなければならないと思います。

逆に言うと、リーダーがパワーに基づく権利行使をすればするほど、そのリーダーの価値は相対的に下がるのです。

これは例えば「私は社長だ。社長命令だから絶対だ!」と言われたら、興ざめするのと一緒です。

そのため、リーダーは、例え人事権などのパワーがあったとしても、自分が軽くなるだけですから、行使はしてはいけません。

お互いの立場を超えて、一人一人の人間としっかりと向き合うのは非常に大変なことですが、その都度、リーダーは人間力で勝負しなければなりません。

今回のご質問のケースだと、その方としっかりと向き合えば、結果として、部下の方がしっかりと前を向き始めるか、もしくは、自分には今の仕事が合っていなかったとして違う道を歩み始めるものと思います。

最後に補足をすると、もし縁を持つ人を選べる立場にあるならば、自分の限られた人生の中で、しっかりと向き合っても良いと思う人との縁を選ぶべきでしょう。

私も若かりし頃、先輩経営者から「人を採用するということは、2億円の手形を振り出すのと同じだ。」と教わりました。しっかりとした覚悟を持って、人と付き合わなければなりません。

ただ、皆さんもご承知のとおり、多くの場合は、望まなくとも縁ができてしまうものです(それを縁と表現するようにも思います。)。それならば、致し方ないと諦めて、その人と一生懸命向き合っていったほうが人生楽しいように思います。

 

 

※この記事は、2020年5月5日付Facebook投稿を転載したものです。

株式会社スーツ 代表取締役 小松 裕介

 2013年3月に、新卒で入社したソーシャル・エコロジー・プロジェクト株式会社(現社名:伊豆シャボテンリゾート株式会社、JASDAQ上場企業)の代表取締役社長に就任。同社グループを7年ぶりの黒字化に導く。2014年12月に当社設立と同時に代表取締役に就任。2016年4月より総務省地域力創造アドバイザー及び内閣官房地域活性化伝道師。2019年6月より国土交通省PPPサポーター。