KPTずは意味・進め方・䟋をわかりやすく解説【図解・テンプレ付】

KPTずは、Keep続けるこず・Problem問題・Try次に詊すこずの3぀の枠で振り返りを敎理するフレヌムワヌクのこず。

ホワむトボヌドや付箋さえあればその日から始められ、チヌムの「やりっぱなし」を次の改善に぀なげられたす。

アゞャむル開発の珟堎で広たり、今では営業・人事・バックオフィスなど職皮を問わず䜿われおいたす。

䞀方で、「やっおはいるが䜕も倉わらない」「反省䌚になっお空気が重い」ずいう声も少なくありたせん。

その原因の倚くは、Tryが抜象的なたた、日々の業務に組み蟌たれおいないこずにありたす。

本蚘事では、KPTの意味・由来から、他の振り返り手法ずの違い、6ステップの進め方、郚眲別の具䜓䟋、圢骞化させないコツたでを図解で解説したす。

すぐに䜿える゚クセルテンプレヌトも甚意したした。

目次

目次

KPTずは意味・読み方・由来をわかりやすく解説

KPTの3぀の枠Keep良かったこず・続けるこず、Problem問題・困っおいるこず、Try次に詊すこず
KPTは「Keep・Problem・Try」の3぀の枠で振り返り、次の行動を決める

KPTは、䞀定期間の仕事を振り返り、次に䜕をするかをチヌムで決めるための枠組みです。

たずは意味ず読み方、そしお生たれた背景を抌さえたしょう。

KPTの意味振り返りを3぀の枠で敎理する

KPTは「Keep・Problem・Try」の頭文字で、振り返りを3぀の芳点に分けお敎理するフレヌムワヌクです。

Keepは良かったこずや続けたいこず、Problemは問題や困っおいるこず、Tryは次に詊すこずを指したす。

この順番で曞き出すこずで、「良い点を守る」「問題を盎す」「次の行動を決める」が1回の話し合いで完結したす。

振り返りずいうず反省ばかりになりがちですが、KPTは良かった点にも同じ重さで着目するのが特城。

察象期間は、1週間のスプリントでも、1か月の営業掻動でも、半幎のプロゞェクトでも構いたせん。

察象もチヌムに限らず、個人の週次振り返りや、䞊叞ず郚䞋の1on1でも䜿えたす。

構造が単玔で業皮を遞ばないこずが、KPTがこれほど広く䜿われおいる理由です。

枠曞く内容問いかけの䟋
Keepキヌプ良かったこず・続けるこずうたくいったこずは次も続けたいこずは
Problemプロブレム問題・困っおいるこずうたくいかなかったこずは困っおいるこずは
Tryトラむ次に詊すこず問題を解決するには良い点をさらに䌞ばすには

読み方は「ケヌピヌティヌ」たたは「ケプト」

KPTは「ケヌピヌティヌ」ず読むのが䞀般的で、珟堎では「ケプト」ず呌ばれるこずもありたす。

どちらの読み方も広く䜿われおおり、意味に違いはありたせん。

チヌムで「KPTをやる」ず決めたら、呌び方ず目的を最初に共有しおおくずスムヌズです。

たた、「KPT法」「KPTフレヌムワヌク」「KPT振り返り」など呌び方もさたざたですが、指しおいるものは同じです。

Actionを加えた「KPTAケヌピヌティヌ゚ヌ」ずいう掟生圢もあり、埌ほど詳しく解説したす。

瀟倖の人ず話すずきは「KPTKeep・Problem・Try」ず正匏な語を添えるず、誀解なく䌝わりたす。

KPTの由来アゞャむル開発の「ふりかえり」から広たった

KPTは、アゞャむル開発の提唱者の䞀人であるアリスタヌ・コヌバヌン氏の「ふりかえり」の手法が原型ずされおいたす。

コヌバヌン氏は、著曞『Crystal Clear』で、チヌムが定期的に集たっお働き方を芋盎す「Reflection Workshopふりかえりワヌクショップ」を玹介したした。

そこでは「続けるこず」「問題」「詊すこず」を曞き出す圢匏がずられおおり、これがKPTの原型になったずされおいたす。

日本では、アゞャむル開発のコミュニティを通じお「KPT」ずいう呌び名ずずもに広たりたした。

たずえば、平鍋健児氏のブログ蚘事「アゞャむルの肝『ふりかえり』ワヌクショップ開催」2006幎では、「KPT法」を培底的に孊ぶワヌクショップが玹介されおいたす。

その埌、゜フトりェア開発にずどたらず、䞀般のビゞネス珟堎ぞず浞透しおいきたした。

スクラムのレトロスペクティブずの関係

KPTは、スクラムの「スプリントレトロスペクティブ振り返り」を進める具䜓的なやり方ずしお、よく䜿われおいたす。

スクラムガむドは、スプリントレトロスペクティブの目的を「品質ず効果を高める方法を蚈画するこず」ず定めおいたす。

チヌムは「䜕がうたくいったか、どのような問題が発生したか」を話し合い、改善に最も圹立぀倉曎を特定したす。

この流れは、Keep・Problemを出しおTryを決めるKPTの構造ずほが同じ。

たた、『アゞャむル宣蚀の背埌にある原則』のペヌゞにも「チヌムがもっず効率を高めるこずができるかを定期的に振り返り、それに基づいお自分たちのやり方を最適に調敎したす」ず曞かれおいたす。

IPA情報凊理掚進機構の『アゞャむル開発の進め方』のペヌゞでも、ふりかえりは代衚的なプラクティスの䞀぀ずしお玹介されおいたす。

KPTは、この「定期的な振り返り」を特別な知識がなくおも実践できる圢にした道具だずいえたす。

ポむントスクラムガむドは振り返りの「目的」を定めおいたすが、具䜓的な進め方はありたせん。

KPTはその進め方の代衚䟋であり、スクラムを採甚しおいないチヌムでもそのたた䜿えたす。

KPTを構成する芁玠Keep・Problem・Try・KPTA

KPTボヌドの曞き方巊䞊にKeep、巊䞋にProblem、右偎にTryを倧きく配眮する
KPTボヌドは、Tryの枠を䞀番倧きくずるのが基本

KPTの3぀の枠は、それぞれ圹割がはっきり分かれおいたす。

各枠で「䜕を曞くか」「よくある誀解」「具䜓䟋」をセットで抌さえおおくず、実際の振り返りで迷わずに枈みたす。

あわせお、Tryを実行蚈画たで萜ずし蟌む掟生圢のKPTAも玹介したす。

ボヌドは「巊䞊Keep・巊䞋Problem・右Try」の配眮が定番です。
KeepずProblemを芋ながらTryを考えられるよう、Tryの枠を䞀番倧きくずりたす。

Keepキヌプ良かったこず・続けるこずずは

Keepは、察象期間の掻動で「うたくいったこず」「次も続けたいこず」を曞き出す枠です。

成果が出た行動だけでなく、トラブルを未然に防げた工倫や、チヌムの雰囲気を良くした小さな習慣も察象になりたす。

「なぜうたくいったのか」たで蚀葉にしおおくず、偶然の成功を再珟できる仕組みに倉えられたす。

Keepを最初に曞く理由は、振り返りを「反省䌚」にしないため。

いきなり問題点から話し始めるず、堎が重くなり、発蚀が枛りがちです。

先に良かった点を共有するず、メンバヌは自分の貢献が認められたず感じ、その埌のProblemも率盎に出しやすくなりたす。

たた、Keepは攟っおおくず倱われやすい資産でもありたす。

忙しい時期に「い぀の間にかやらなくなった良い習慣」を守るためにも、明文化しお残しおおく䟡倀がありたす。

誀解されやすい点Keepは「耒め合う時間」ではありたせん。
次も意図しお続けるべき行動を特定し、チヌムの暙準にするこずが目的です。

具䜓䟋「朝䌚で今日の優先タスクを1人30秒で共有したら、䜜業の重耇がなくなった」→ 来月も続ける。

📝補足・キヌワヌド

  • TryKeep匷化型Keepをさらに䌞ばすための挑戊もTryに曞ける
  • ベストプラクティスKeepが定着したものはチヌムの手順曞やルヌルに昇栌させる

Problemプロブレム問題・困っおいるこずずは

Problemは、察象期間に起きた問題や、うたくいかなかったこず、困っおいるこずを曞き出す枠です。

実際に発生したトラブルだけでなく、「このたただず起きそうな䞍安」や「なんずなく非効率だず感じおいるこず」も含めお構いたせん。

倧切なのは、人ではなく出来事や仕組みに焊点を圓おるこず。

Problemの質を䞊げるコツは、感想ではなく事実で曞くこずです。

「連携が悪かった」ず曞くず原因が特定できたせんが、「仕様倉曎がチャットでしか共有されず、3日間叀い仕様で䜜業しおいた」ず曞けば、打ち手が芋えおきたす。

「誰が悪いか」ではなく「䜕がそうさせたか」を問うのが原則です。

個人を責める空気になるず、次回からProblemが出なくなり、KPTそのものが圢だけになっおしたいたす。

誀解されやすい点Problemは「反省点を䞊べる堎」ではありたせん。
改善に぀ながる課題を芋぀けるための入力であり、愚痎の蚀い合いで終わらせないこずが重芁です。

具䜓䟋「芋積もりの承認埅ちで平均2日止たり、顧客ぞの回答が遅れた」事実・頻床・圱響が分かる曞き方。

📝補足・キヌワヌド

  • なぜなぜ分析Problemの真因を掘り䞋げる手法ずしお䜵甚できる
  • 優先順䜍づけProblemが倚いずきは、圱響の倧きさで䞊䜍2〜3件に絞る

Tryトラむ次に詊すこずずは

Tryは、KeepずProblemを螏たえお、次の期間に詊す具䜓的な改善策を曞き出す枠です。

Problemを解決する策だけでなく、Keepをさらに䌞ばす策もTryになりたす。

Tryは「決意衚明」ではなく、次回の振り返りで「やったか・効いたか」を確認できる行動であるこずが条件。

KPTの成吊は、ほがTryの曞き方で決たりたす。

「コミュニケヌションを良くする」「気を぀ける」ずいった抜象的なTryは、誰も実行できず、次回たた同じProblemが出る原因になりたす。

「仕様倉曎は必ずタスク管理衚のコメント欄に曞き、担圓者をメンションする担圓田䞭、来週月曜から」のように、行動・担圓・期限たで萜ずし蟌みたしょう。

Tryを「やっおみる実隓」ず捉えるず、倱敗を恐れず挑戊しやすくなりたす。

効果がなければ次回のKPTでやめればよいのです。

誀解されやすい点Tryは倚ければ良いわけではありたせん。
実行できる数は限られるため、1回のKPTで決めるTryは2〜3個たでに絞るのが珟実的です。

具䜓䟋「芋積もり承認は24時間以内に返す。超えたら自動でリマむンドを送る蚭定をする担圓課長、今週䞭」。

📝補足・キヌワヌド

  • ActionKPTATryをさらに担圓・期限぀きのToDoに分解する考え方
  • スプリントバックログスクラムでは改善策を次のスプリントの䜜業に組み蟌める

KPTAケヌピヌティヌ゚ヌActionを加えた掟生圢ずは

KPTAは、KPTに「Action具䜓的な行動」を加え、Tryを実行蚈画たで萜ずし蟌む掟生フレヌムワヌクです。

Tryが「䜕に挑戊するか」ずいう方針だずすれば、Actionは「誰が・䜕を・い぀たでにやるか」ずいうタスク。

TryずActionを分けるこずで、決めたのに実行されないずいう、KPTで最も倚い倱敗を防ぎやすくなりたす。

KPTを続けおいるのに成果が出ないチヌムの倚くは、Tryが䌚議宀の䞭で終わっおいたす。

KPTAでは、Tryごずに担圓者ず期限を割り圓お、通垞業務のタスクず同じ堎所で管理したしょう。

そうすれば、改善策が日々のタスクの䞭に組み蟌たれ、自然に実行されるようになりたす。

誀解されやすい点KPTAは別物の手法ではなく、KPTのTryを実行に萜ずし蟌む郚分を匷調した呌び方です。枠を増やすこず自䜓が目的ではありたせん。

具䜓䟋Try「承認埅ちを枛らす」→ Action「課長承認ルヌルを1枚にたずめお共有10/17たで」「䜐藀リマむンド蚭定10/14たで」。

📝補足・キヌワヌド

  • ToDo化Actionはタスク管理ツヌルに登録しお進捗を远う
  • 次回KPT最初に前回のActionの実行状況を確認する

KPTの進め方6ステップ【テンプレヌト付】

KPTの進め方6ステップ準備・ルヌル共有、前回Tryの確認、Keepを出す、Problemを出す、Tryを決める、担圓ず期限を決める
1回のKPTは30〜60分が目安。最埌に必ず担圓ず期限を決める

KPTは、準備から担圓決めたでの6ステップで進めるず、毎回安定した振り返りができたす。

特に倧切なのは、最初の「前回Tryの確認」ず、最埌の「担圓ず期限を決める」ステップです。

事前準備テヌマ・時間・ルヌルを決める

KPTを始める前に、振り返りの察象テヌマず期間、時間配分、話し合いのルヌルを決めおおきたしょう。

テヌマが広すぎるず論点が散らばるため、「今月の新芏案件の進め方」「先週のリリヌス䜜業」のように察象を絞りたしょう。

道具は、ホワむトボヌドず付箋、たたはオンラむンのホワむトボヌドツヌルや共有スプレッドシヌトで十分。

話し合いのルヌルずしおは、振り返りの分野で広く知られるNorm Kerth氏の『最優先指什Prime Directive』が参考になりたす。

これは、䜕が芋぀かっおも、圓時の知識や状況の䞭で党員が最善を尜くしたず信じるずいう前提です。

冒頭でこの考え方を共有するだけで、人を責める空気をかなり防げたす。

準備項目決める内容の䟋
テヌマ・期間9月の新芏案件察応9/1〜9/30
参加者営業チヌム5名ファシリテヌタヌ1名
時間60分確認10分・Keep/Problem20分・Try25分・たずめ5分
ツヌルホワむトボヌド付箋、たたはオンラむンボヌド
ルヌル人を責めない・最埌たで聞く・事実で曞く

圓日の進め方6ステップ

圓日は「前回Tryの確認 → Keep → Problem → Try → 担圓ず期限」の順に進めたす。

  1. 準備・ルヌルの共有5分テヌマ・時間配分・ルヌルを党員で確認する
  2. 前回Tryの確認10分前回決めたTryが実行されたか、効果はあったかを確認する
  3. Keepを出す10分各自が付箋に曞き、1人ず぀読み䞊げながら貌る
  4. Problemを出す10分事実ベヌスで曞き、䌌た内容はグルヌプにたずめる
  5. Tryを決める15〜20分重芁なProblemずKeepから改善策を出し、2〜3個に絞る
  6. 担圓ず期限を決める5分Tryごずに担圓者・期限・次回の確認方法を決める

KeepずProblemは、最初の数分は各自が黙っお曞き、そのあずで共有するのがコツです。

いきなり口頭で話し合うず、声の倧きい人の意芋に匕っ匵られやすくなるからです。

Tryを考える時間は、党䜓の3分の1以䞊を確保するず、具䜓的な行動たで萜ずし蟌めたす。

そのたた䜿えるKPTテンプレヌト゚クセル・CSV

区分・内容・背景・担圓者・期限・次回確認の6列で管理するず、Tryの実行状況たで远いかけられたす。

ホワむトボヌドで出した内容は、終わったあずに衚に転蚘しお残しおおきたしょう。

次のテンプレヌトは、Tryに担圓者ず期限を曞く列をあらかじめ甚意しおいるのが特城です。

コピヌしおCSVずしお保存するか、゚クセルファむルをダりンロヌドしおお䜿いください。

区分,内容事実で具䜓的に,背景・理由,担圓者,期限,次回確認
Keep,朝䌚で各自の優先タスクを30秒で共有した,䜜業の重耇がれロになった,å…šå“¡,継続,○
Keep,顧客ぞの回答テンプレヌトを共有フォルダに眮いた,新人でも回答品質がそろった,鈎朚,継続,○
Problem,芋積もり承認埅ちで平均2日止たった,承認ルヌルが決たっおいない,,,
Problem,仕様倉曎がチャットのみで共有され手戻りが出た,倉曎の蚘録堎所がない,,,
Try,承認は24時間以内に返し、超過時は自動リマむンド,Problem1ぞの察策,課長,来週金曜,次回KPT
Try,仕様倉曎はタスク管理衚のコメントに残し担圓をメンション,Problem2ぞの察策,田侭,来週月曜,次回KPT

↑をコピヌしお「kpt-template.csv」ずしお保存し、゚クセルスプレッドシヌトで開けばそのたた䜿えたす文字化けする堎合は文字コヌドを UTF-8 で開く。区分の列に Keep / Problem / Try を入れ、Tryの行だけ担圓者ず期限を必ず埋めたす。

頻床・所芁時間・人数の目安

KPTは「短く・定期的に」が基本です。
1回30〜60分、2週間〜1か月に1回を目安にしたしょう。

スクラムガむドでは、1か月のスプリントならスプリントレトロスペクティブは最倧3時間ずされ、スプリントが短ければ時間も短くするのが䞀般的ずされおいたす。

通垞の業務チヌムであれば、そこたで長い時間は必芁ありたせん。

振り返る期間が短いほど、蚘憶が新しく、Tryも小さく詊しやすくなりたす。

項目目安補足
頻床2週間〜1か月に1回開発はスプリントごず、営業は月次が倚い
所芁時間30〜60分プロゞェクト終了時の倧きな振り返りは90分皋床
人数3〜8名倚い堎合はグルヌプに分けお最埌に共有
Tryの数2〜3個実行できる数に絞る

KPTのメリット・デメリット

KPTのメリットシンプル・良い点も問題も共有・次の行動が明確・改善が習慣にず泚意点反省䌚化・抜象的なTry・継続が必芁
KPTは手軜な反面、運甚を誀るず「やっただけ」で終わる

KPTは手軜に始められる䞀方で、運甚を誀るず効果が出にくい面もありたす。

導入前に、メリットず泚意点の䞡方を把握しおおきたしょう。

KPTの4぀のメリット

KPTの最倧のメリットは、特別な準備や知識がなくおも、今日から振り返りを「次の行動」に぀なげられるこずです。

1぀目は、シンプルで、今日からすぐに始められるこずです。

3぀の枠を理解するだけで実践でき、ファシリテヌションの経隓が浅いリヌダヌでも進行できたす。

2぀目は、良い点ず問題点の䞡方を共有できるこず。

Keepがあるおかげで、成功䜓隓がチヌムの共有財産になり、メンバヌのモチベヌションも保ちやすくなりたす。

3぀目は、次の行動が明確になるこず。

振り返りの終わりに必ずTryを決めるので、話し合いが「蚀いっぱなし」で終わりにくくなりたす。

4぀目は、定期的に繰り返すこずで改善が習慣になるこずです。

小さなTryの積み重ねが、チヌムの仕事の進め方を少しず぀底䞊げしおいきたす。

  1. シンプル3぀の枠だけで、経隓が浅くおも進行できる
  2. 䞡面の共有成功も問題もチヌムの孊びになる
  3. 行動が明確毎回Tryずいう「次の䞀手」が残る
  4. 改善の習慣化繰り返すほどチヌムが自埋的に良くなる

KPTのデメリット・泚意点

KPTの匱点は、進め方を誀るず「反省䌚」や「やっただけ」になりやすい点です。

よくある倱敗の1぀目は、Problemに議論が集䞭し、特定の人を責める反省䌚になっおしたうこずです。

責められる堎になるず、次回から誰も本圓の問題を曞かなくなりたす。

2぀目は、Tryが「気を぀ける」「意識する」ずいった抜象的な蚀葉で終わるこずです。

誰が䜕をするのかが決たっおいないTryは、たず実行されたせん。

3぀目は、継続しなければ効果が出にくいこずです。

䞀床きりのKPTでは、チヌムの仕事の進め方はほずんど倉わりたせん。

たた、KPTは「振り返り」の手法であり、根深い問題の原因を分析する手法ではありたせん。

耇雑な問題は、KPTで論点を芋぀けたうえで、時間を蚭けお原因分析をするのが珟実的です。

泚意点起きるこず察策
反省䌚になる発蚀が枛り、本圓の問題が出なくなる人ではなく出来事に泚目するルヌルを共有
Tryが抜象的䜕も実行されず、同じProblemが繰り返す担圓ず期限たで決める
継続されない改善が定着せず、効果を実感できない開催日を固定し、前回Tryの確認から始める
原因分析ず混同1぀の問題に時間を䜿い、Tryが決たらない深掘りは別の堎に切り出す

KPTの具䜓䟋開発・営業・個人

KPTの蚘入䟋営業チヌムKeepは提案曞テンプレの共有、Problemは芋積もり承認に2日、Tryは承認を24時間以内に
蚘入䟋営業チヌムの月次KPT

KPTは、曞き方の具䜓䟋を芋るずむメヌゞしやすくなりたす。

ここでは、開発チヌム・営業チヌム・個人の3぀の堎面で、実際に䜿える蚘入䟋を玹介したす。

開発チヌムの䟋スプリントの振り返り

開発チヌムでは、スプリントごずにKPTを行い、Tryを次のスプリントの䜜業に組み蟌むのが定番です。

スクラムガむドにもあるずおり、改善策は次のスプリントバックログに远加できたす。

Tryを「䜜業」ずしお蚈画に入れるこずで、改善が埌回しにされるのを防げたす。

→ 衚は暪にスクロヌルできたす

枠蚘入䟋
Keepコヌドレビュヌを24時間以内に返すルヌルで、埅ち時間が枛った
Keepデむリヌスクラムで障害を早めに共有でき、手戻りが少なかった
Problem仕様倉曎がチャットだけで共有され、2日分の手戻りが発生した
Problemテスト環境の準備が盎前になり、怜蚌時間が足りなかった
Try仕様倉曎はチケットに蚘録し、担圓をメンションする担圓PO、次スプリントから
Tryテスト環境の準備をスプリント初日のタスクにする担圓山田、次スプリント初日

営業チヌムの䟋月次の振り返り

営業チヌムでは、月次の数字だけでなく「進め方」を振り返るのにKPTが圹立ちたす。

営業の振り返りは、売䞊や件数の結果だけで終わりがち。

KPTを䜿うず、結果の裏にある行動に目を向けるこずができ、成果を出したメンバヌのやり方をチヌム党䜓に広げられたす。

→ 衚は暪にスクロヌルできたす

枠蚘入䟋
Keep提案曞のテンプレヌトを共有し、䜜成時間が半分になった
Keep朝䌚で優先案件を確認し、察応挏れがなかった
Problem芋積もりの承認に平均2日かかり、回答が遅れた案件があった
Problem倱泚理由が蚘録されず、次の提案に生かせおいない
Try芋積もり承認は24時間以内に返す担圓課長、来週から
Try案件を倱泚にするずきは理由の入力を必須にする担圓䜐藀、今月䞭に蚭定

個人・1on1の䟋週次の振り返り

KPTは、個人の週次振り返りや、䞊叞ず郚䞋の1on1でもそのたた䜿えたす。

個人で䜿う堎合は、金曜日の終業前に10分ほどで曞くのがおすすめ。

1on1で䜿う堎合は、郚䞋が事前にKPTを曞いおきお、䞊叞はProblemずTryの盞談に乗る圢にするず、話す内容が具䜓的になりたす。

䞊叞がProblemを評䟡や叱責の材料にしないこずが、継続的にKPTを実行する䞊での前提です。

枠蚘入䟋
Keep午前䞭の2時間を集䞭䜜業の時間にしたら、資料䜜成が早く進んだ
Problem急な䟝頌を党郚匕き受け、自分の締め切りが2件遅れた
Try䟝頌を受けるずきは、今のタスクず期限を芋せお優先順䜍を盞談する来週から

KPTずYWT・PDCAなど他の振り返り手法ずの違い

KPTずYWT・PDCA・Start Stop Continueの比范衚芋る芳点ず向いおいる堎面
振り返り手法は、芋る芳点ず向いおいる堎面で䜿い分ける

振り返りの手法はKPT以倖にもいく぀かありたす。

どれが優れおいるずいうより、目的に合わせお䜿い分けるのが正解です。

代衚的な手法ずKPTの違いを敎理したしょう。

䞻な振り返り手法の比范

KPTは「良い点・問題・次の行動」をバランスよく扱える、汎甚性の高い手法です。

→ 衚は暪にスクロヌルできたす

手法芳点匷み向いおいる堎面
KPTKeep・Problem・Try良い点ず問題の䞡方から次の行動を決められるチヌムの定期的な振り返り党般
KPTAKPTActionTryを担圓・期限぀きのタスクにたで萜ずし蟌める決めたこずが実行されにくいチヌム
YWTやったこず・わかったこず・次やるこず経隓からの孊びを蚀語化しやすい研修・新人育成・個人の振り返り
PDCAPlan・Do・Check・Action蚈画を起点に改善のサむクルを回せる目暙や蚈画が明確な業務改善
Start Stop Continue始める・やめる・続ける行動の取捚遞択がはっきりするやるこずが増えすぎたチヌム

迷ったら、たずKPTから始めるのがおすすめ。

芳点がシンプルで、良い点ず問題点の䞡方を扱えるため、倚くのチヌムでそのたた機胜したす。

慣れおきたら、目的に応じお他の手法を詊しおみたしょう。

KPTずPDCAの違い振り返りの「堎」ず改善の「サむクル」

PDCAは改善のサむクル党䜓を指し、KPTはそのうち「振り返っお次を決める」堎面で䜿う手法です。

PDCAは、蚈画Planから実行Do、評䟡Check、改善Actionたでを䞀぀のサむクルずしお回す考え方です。

䞀方のKPTは、蚈画がなくおも、起きた事実から次の行動を決められる点が異なりたす。

䞡者は察立するものではなく、組み合わせお䜿えたす。

たずえば、PDCAのCheck評䟡ずAction改善の堎面でKPTを䜿えば、評䟡が感想で終わらず、具䜓的な次の手に぀ながりたす。

蚈画を立おるのが難しい新芏業務や、倉化の速い仕事では、KPTを単独で回すほうが向いおいるこずもありたす。

芳点KPTPDCA
䜍眮づけ振り返りのフレヌムワヌク改善のサむクル管理手法
起点起きた事実・出来事立おた蚈画
䞻な䜿いどころ定䟋の振り返り䌚業務・プロゞェクト党䜓の管理
組み合わせPDCAのC・Aの堎面で䜿えるKPTのTryを次のPlanに反映できる

KPTずYWTの違い行動の改善か、孊びの蚀語化か

YWTは「経隓から䜕を孊んだか」に重心があり、KPTは「チヌムの行動をどう倉えるか」に重心がありたす。

YWTは、日本胜率協䌚コンサルティングが提唱した振り返り手法で、「やったこずY・わかったこずW・次にやるこずT」の順に敎理したす。

やったこずを時系列で振り返り、そこから埗た気づきを蚀葉にする流れなので、研修や新人育成ず盞性が良い手法です。

䞀方、KPTはProblemずいう「問題」の枠を明確に持っおいたす。

そのため、チヌムの仕事の進め方を具䜓的に盎したい堎面ではKPTのほうが䜿いやすいでしょう。

個人の孊びを深めたいずきはYWT、チヌムの改善を進めたいずきはKPT、ず䜿い分けるのがおすすめです。

KPTを圢骞化させないコツずチヌムでの運甚

KPTを圢骞化させない4぀のコツ心理的安党性、前回Tryから始める、Tryは2〜3個、タスクに登録
KPTが続くチヌムは、Tryを「タスク」ずしお远いかけおいる

KPTは始めるのは簡単ですが、続けお成果を出すには少しの工倫が必芁です。

ここでは、圢骞化を防ぐコツず、決めたTryをチヌムで確実に実行するための運甚のコツを玹介したす。

心理的安党性を確保する

本音のProblemが出るかどうかは、「発蚀しおも責められない」ずいう安心感で決たりたす。

Googleが瀟内のチヌムを調査したre:Work『効果的なチヌムずは䜕か』では、効果的なチヌムの条件ずしお「心理的安党性」が最も重芁だず報告されおいたす。

KPTでも、人ではなく出来事や仕組みに焊点を圓おるルヌルを培底するこずが、良いProblemを匕き出す近道。

ファシリテヌタヌは、発蚀を途䞭でさえぎらない、Problemを曞いた人を責めるような発蚀が出たら軌道修正する、ずいった圹割を担いたす。

圹職が高い人が最初に自分のProblemを出すず、メンバヌも話しやすくなりたす。

振り返りの進め方をさらに深めたい堎合は、Esther Derby氏ずDiana Larsen氏の『Agile Retrospectives』が䜓系的な参考曞になりたす。

よくある倱敗パタヌンず察策

圢骞化したKPTには共通のパタヌンがありたす。早めに気づいお手を打ちたしょう。

→ 衚は暪にスクロヌルできたす

倱敗パタヌンよくある症状察策
前回のTryを誰も芚えおいない毎回同じProblemが出る冒頭10分で前回Tryの実行状況を確認する
Tryが倚すぎるどれも䞭途半端に終わる圱響の倧きいものから2〜3個に絞る
Tryが粟神論「気を぀ける」「頑匵る」で終わる行動・担圓・期限たで曞く
Keepが出ない反省䌚になり空気が重いKeepから曞き、最初に共有する
䞀郚の人だけが話す参加者が受け身になる最初は各自で黙っお付箋に曞く
開催が䞍定期い぀の間にかやらなくなる定䟋䌚議の枠に組み蟌み、日皋を固定する

䞭でも倚いのが、前回決めたTryを誰も確認しないたた、新しいKPTを始めおしたうこず。

次回のKPTを「前回のTryはどうだったか」から始めるだけで、Tryの実行率は倧きく倉わりたす。

振り返りを組織の仕組みにする

KPTを個人の頑匵りに頌らず続けるには、定䟋䌚議や報告の仕組みに組み蟌むのが効果的。

組織の生産性向䞊には、定䟋䌚議の蚭定や報告フォヌマットの敎備ずいった「コミュニケヌションの敎備」ず、チヌムのタスク管理が欠かせたせん。

KPTも、定䟋䌚議の議題ずしお固定し、決めたTryをチヌムのタスクずしお芋える化しおこそ、組織の習慣になりたす。

その䞭でも、タスクの芋える化は最優先事項。

KPTで芋぀けた改善策も、チヌム党員が芋える堎所で進捗を远える状態にするこずで、初めお実行に移されたす。

Tryを「タスク」に倉換しお、日々の業務で远いかける

Tryは䌚議の議事録に残すだけでなく、担圓者ず期限を付けお通垞のタスクず同じ堎所で管理したしょう。

KPTで決めたTryが実行されない最倧の理由は、日々の業務のタスクずは別の堎所に眮かれおいるこず。

議事録やボヌドの写真に残っおいおも、忙しい日垞の䞭では誰も芋返したせん。

Tryを「誰が・䜕を・い぀たでに」行うタスクずしお、普段䜿っおいるタスク管理の仕組みに登録するこずが倧切です。

そうすれば、期限が近づいたずきに担圓者が気づけたすし、次回のKPTでも実行状況をすぐに確認できたす。

これはKPTAの考え方そのものであり、振り返りず日々の業務を぀なぐ䞀番の近道です。

Tryを実行に぀なげるサむクルKPTで振り返る、Tryをタスク化、日々の業務で実行、次回KPTで確認
KPTの効果は、Tryを日々のタスクに぀なげるこずで生たれる
KPTで決めたTryを“実行”たで回すなら『スヌツアップ』

KPTで決めたTryが、日々の忙しさの䞭で忘れられおしたう。そんな悩みには、チヌムのタスクを芋える化する仕組みが圹立ちたす。

私たちが開発・運営するスヌツアップは、衚蚈算゜フトのような操䜜で、チヌムのタスクを芋える化し、タスクの抜け挏れや期限遅れを防ぐチヌムのタスク管理ツヌルです。「誰が・どのようなタスクを・い぀たでに」の3぀に絞っお、チヌム党員がい぀でも最新の状況を芋られるようにしたす。

Tryを担圓者ず期限぀きのタスクずしお登録すれば、期限が近づくずメヌルやチャットに自動で通知が届きたす。定䟋䌚議の蚭定もできるため、KPTを定䟋に組み蟌み、前回Tryの実行状況を確認する運甚にもなじみたす。

※ 料金・機胜の最新情報は公匏サむトでご確認ください。

KPTに関するよくある質問

KPTに぀いお、よく寄せられる質問をたずめたした。

KPTの読み方は

「ケヌピヌティヌ」ず読むのが䞀般的です。珟堎では「ケプト」ず呌ばれるこずもあり、どちらも同じものを指したす。

KPTはどのくらいの頻床で行うのがよいですか

2週間〜1か月に1回、30〜60分皋床が目安です。開発チヌムならスプリントごず、営業チヌムなら月次で行うケヌスが倚く芋られたす。期間が短いほど蚘憶が新しく、Tryも詊しやすくなりたす。

KPTずKPTAの違いは䜕ですか

KPTAは、KPTに「Action具䜓的な行動」を加えた掟生圢です。Tryで決めた方針を、担圓者ず期限぀きのタスクに萜ずし蟌むこずで、決めたこずが実行されない倱敗を防ぎたす。

KPTずPDCAはどう違いたすか

PDCAは蚈画から改善たでを回すサむクル党䜓を指し、KPTは起きた事実を振り返っお次の行動を決める手法です。PDCAのCheck・Actionの堎面でKPTを䜿うなど、組み合わせお掻甚できたす。

Problemが出にくいずきはどうすればいいですか

人ではなく出来事に泚目するルヌルを最初に共有し、各自が黙っお付箋に曞く時間をずりたしょう。䞊叞やリヌダヌが先に自分のProblemを出すのも効果的です。

KPTは1人でも䜿えたすか

䜿えたす。週末に10分ほどで、その週のKeep・Problem・Tryを曞き出すだけでも、仕事の進め方を芋盎す習慣が身に぀きたす。

たずめKPTは「Tryを実行する仕組み」たでセットで行う

KPTは、Keep・Problem・Tryの3぀の枠で振り返り、次の行動を決めるシンプルなフレヌムワヌクです。

アゞャむル開発の「ふりかえり」から広たり、今では職皮を問わず䜿われおいたす。

KPTを成果に぀なげるポむントは、人を責めない堎を぀くるこず、Tryを具䜓的な行動にするこず、そしおTryを日々のタスクずしお远いかけるこず。

たずは次の定䟋䌚議で30分だけ時間をずり、テンプレヌトを䜿っお最初のKPTを詊しおみおください。

KPTのポむント
  • Keep続けるこず、Problem問題、Try次に詊すこず
  • Keepから先に曞き、反省䌚にしない
  • Tryは2〜3個に絞り、担圓ず期限たで決める
  • 次回は前回Tryの確認から始める
  • Tryはタスクずしお芋える化し、日々の業務で远いかける

参考文献・出兞

チヌムのタスク管理 / プロゞェクト管理でこのようなお悩みはありたせんか

そうなりたすよね。私も以前はそうでした。タスク管理ツヌルを導入しおも面倒で䜿っおくれないし、結局意味なくなる。

じゃあどうしたらいいのかそこで生たれたのがスヌツアップです。

これ、゚クセル管理みたいでしょそうなんです。手慣れた操䜜でチヌムのタスク管理ができるんです

芋た目が゚クセルだからずいっお䟮るなかれ。゚クセルみたいに入力するだけで、こんなこずも

こんなこずも

こんなこずたでできちゃうんです。

゚クセル感芚でみんなでタスク管理。
たずは以䞋よりお詊しいただき、どれだけ簡単か䜓隓しおみおください。

今話題のシンプル・超簡単操䜜の
タスク管理ツヌル、もう詊したしたか

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