【2026年最新版】Teams(チームズ)でプロジェクト管理をする方法を解説!利用する際の注意点も紹介
Microsoft Teamsを使えば、エクセルやメールでバラバラにやりとりしていたタスクを、Microsoft Teamsのチャネル上で一元管理できます。
主な特徴は次のとおりです。
- Microsoft Plannerによるタスクのボードビューとガントチャートでの進捗の見える化
- 追加ツール不要で、担当者・期日・進捗ステータスを一画面で管理
- テンプレートを活用したプロジェクト立ち上げの効率化
Microsoft Plannerの一部機能はMicrosoft 365のプランによって利用可否が異なります。
事前にご利用中のライセンスをご確認ください。
この記事では、Microsoft TeamsとMicrosoft Plannerを使ったプロジェクト管理の全体像から、初期設定・タスクの日常運用・チームへの定着方法までを詳しく解説します。
目次
- Microsoft Teams(チームズ)でできるプロジェクト・タスク管理の全体像
- Microsoft Teams(チームズ)にMicrosoft Planner(プランナー)を追加する初期設定の手順
- Microsoft Planner(プランナー)でタスクを作成・割り当て・管理する方法
- テンプレートを使ってプロジェクト立ち上げを効率化する
- Microsoft Planner(プランナー)のガントチャートでスケジュール管理する
- Microsoft Teams(チームズ)でのプロジェクト管理をチームに定着させるポイント
- Microsoft Planner(プランナー)で物足りなくなったときの選択肢
- Microsoft Teams(チームズ)プロジェクト管理に関するよくある質問
- まとめ
エクセル感覚で使えるAIタスク管理ツールなら:スーツアップ
エクセルやスプレッドシートでの進捗管理に慣れている方の中には、より高機能なツールに興味を持ちつつも、操作方法を一から覚えるのは負担だと感じている方もいるでしょう。
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Microsoft Teams(チームズ)でできるプロジェクト・タスク管理の全体像
Microsoft Teamsは、チャットやビデオ会議だけでなく、プロジェクト管理機能もひとつのプラットフォームに集約できるツールです。
- Microsoft Teamsに標準で使えるプロジェクト管理関連アプリの種類と役割
- Microsoft Planner・Microsoft Lists・Microsoft Projectそれぞれの違いと使い分けの目安
- 追加ツールを導入しなくても進捗の見える化が実現できる理由
「タスクの抜け漏れが起きやすい」「進捗確認のたびにチャットで聞き直している」という課題を感じているチームにとって、Microsoft Teamsの標準機能を活用するだけでタスクの担当・期日・進捗状況をチーム全員が同じ画面で確認できる状態を作れます。
まずは全体像を把握して、自チームに合った機能の組み合わせを見つけましょう。
Microsoft Teams(チームズ)に備わっているプロジェクト管理関連アプリの種類
Microsoft Teamsのプロジェクト管理機能は、チャネルのタブにアプリを追加する形で利用します。
追加費用なしで使えるアプリが複数あり、用途に応じて組み合わせることができます。
- Microsoft Planner(タスクのかんばん管理・担当者割り当て)
- Microsoft Lists(カスタム可能なリスト形式のタスク・情報管理)
- Microsoft Project(ガントチャートや高度なリソース管理)
Microsoft PlannerとMicrosoft ListsはMicrosoft 365の標準ライセンスに含まれており、多くの組織ですぐに使い始められます。
Microsoft Projectは別ライセンスが必要な場合があるため、利用前に契約プランの確認が必要です。
ライセンスが不明な場合は、Microsoft 365管理センターにアクセスできる管理者に確認するか、Microsoft TeamsのアプリストアでMicrosoft Plannerを検索した際に追加ボタンが表示されるかどうかで判断できます。
Microsoft Teamsの特徴は、これらのアプリをチャネルのタブとして追加できる点にあります。
会議・チャット・ファイル共有・タスク管理が同一画面に集約されるため、ツールを切り替える手間がなくなります。
タスクの更新もMicrosoft Teamsの通知と連動するため、担当者への声かけをチャットで別途行う必要も減ります。
「会議・チャット・タスク管理が1画面に集約」がMicrosoft Teamsの最大の武器。ツール切り替えのロスが消えます。
Microsoft Teams(チームズ)にMicrosoft Planner(プランナー)を追加する初期設定の手順
Microsoft PlannerをMicrosoft Teamsで使い始めるには、まずチャネルのタブに追加するところから始めます。
- チャネルのタブ追加は数クリックで完了し、特別な管理者権限は不要なケースが多い
- 既存のプランを接続することも、新規プランをゼロから作ることもどちらも選べる
- メンバーへのアクセス権限はMicrosoft Teamsのチーム設定と連動しているため、別途複雑な設定は基本的に不要
初めてMicrosoft Plannerを導入する場合でも、手順はシンプルです。
このセクションでは、タブ追加・プラン作成・権限設定の3ステップを順に解説します。
チャネルのタブにMicrosoft Planner(プランナー)を追加する操作手順
Microsoft Plannerの追加は、対象チャネルのタブ行から「+」ボタンを押すだけで始められます。
アプリの検索画面で「Microsoft Planner」を選択し、画面の指示に従って進めると、数分以内にタブが表示される状態になります。
- Microsoft Teamsで対象のチャネルを開く
- タブ行の右端にある「+(タブを追加)」をクリックする
- アプリ一覧またはサーチバーで「Microsoft Planner」を検索して選択する
- 「新しいプランを作成する」または「既存のプランを使用する」を選択して確定する
- タブ名を任意で設定し、「保存」をクリックする
この操作はチャネルのメンバーであれば基本的に実行できます。
組織のMicrosoft Teams管理者がアプリの追加を制限している場合は、Microsoft Plannerがアプリ一覧に表示されないことがあります。
その場合はIT管理者にアプリの許可設定を確認してください。
タブが追加されると、チャネルのメンバー全員がそのタブからMicrosoft Plannerにアクセスできるようになります。
チャット画面とタスク管理画面を行き来する手間がなくなり、チャネルを切り替えるだけでタスクボードが開く状態になります。
タブ追加は数クリックで完了。「+ボタン→Microsoft Planner検索→保存」の3アクションだけで覚えられます。
新しいプランの作成と既存プランへの接続
タブ追加時に選択できる「新しいプランを作成する」と「既存のプランを使用する」は、それぞれ用途が異なります。
どちらを選ぶかによって、その後の運用の起点が変わります。
新しいプランを作成する場合、プラン名を入力するだけで空のボードが生成されます。
バケット(タスクの分類列)やタスクはすべてゼロから設定するため、プロジェクトの構造を自由に設計できます。
新規プロジェクトの立ち上げや、チームに合わせた独自のワークフローを作りたい場合に適しています。
既存のプランを接続する場合は、Microsoft 365のグループに紐づいているプランが一覧表示されます。
すでにMicrosoft PlannerアプリやWebブラウザで作成済みのプランがある場合は、ここから選択するだけで既存のタスクデータをMicrosoft Teamsのタブ上に表示できます。
接続できるプランは同じMicrosoft 365グループに属するものに限られます。
別のチームで作成したプランを別のチームのタブに接続することはできないため、プランの管理単位とMicrosoft Teamsのチーム構成をあらかじめ揃えておくとスムーズです。
「プランの管理単位=Microsoft Teamsのチーム構成」を最初に揃えておくと、後の接続トラブルを防げますよ。
メンバーへのアクセス権限の設定
Microsoft Plannerのアクセス権限は、基本的にMicrosoft Teamsのチームメンバーシップと連動して管理されます。
チームに参加しているメンバーは自動的にそのチームのMicrosoft Plannerにアクセスできるため、個別にMicrosoft Plannerの権限を設定する作業は原則として不要です。
- チームの「所有者」:プランの編集・削除・メンバー管理が可能
- チームの「メンバー」:タスクの作成・編集・完了操作が可能
- ゲストユーザー:組織の設定によってアクセスが制限される場合がある
ゲストメンバーをプロジェクトに参加させたい場合は、まずMicrosoft Teamsのチームにゲストとして招待することが前提になります。
招待後はチームのメンバーと同様にMicrosoft Plannerを操作できますが、組織のゲストアクセスポリシーによっては一部の機能が制限されることがあります。
外部関係者と共同作業する場合は、事前にIT管理者に確認しておくと安心です。
権限の変更が必要な場合は、Microsoft Teamsのチーム設定から「メンバーの管理」を開き、所有者とメンバーのロールを切り替えることで対応できます。
Microsoft Planner側で個別に権限を操作する画面はないため、Microsoft Teams側の設定を起点に考えるのがポイントです。
権限はすべて「Microsoft Teams側の設定」が起点。Microsoft Planner単体で権限をいじろうとすると混乱しますよ。
Microsoft Planner(プランナー)でタスクを作成・割り当て・管理する方法
Microsoft PlannerはMicrosoft Teams内でタスクの登録から進捗管理までを一元化できるツールです。
- タスクへの優先度・期限・担当者の設定方法
- ラベルを使ったタスク分類の考え方
- 進捗ステータスの更新と日常的な使い方
- ボード・リスト・スケジュールの3種類のビュー切り替え
エクセルやチャットで管理していた場合、担当者や期限の確認のたびにファイルを開き直す手間が発生しがちです。
Microsoft Plannerを使えば、メンバーが自分の画面でタスクの最新状態を確認でき、ステータスや期限はチーム全体に即座に反映されるため、進捗確認のやりとりを大幅に減らせます。
Microsoft Plannerを使い始めるには、Microsoft TeamsのチャネルにMicrosoft Plannerタブを追加する初期設定が必要です。
チャネル上部の「+」ボタンをクリックし、アプリ一覧から「Microsoft Planner」を選択するだけで追加できます。
既存のエクセルタスクは最初に手動で移し替える形になります。
タスクの作成と優先度・期限の設定
Microsoft Plannerでは、バケット内にタスクカードを追加するだけで、すぐにタスク管理を始められます。
優先度と期限を設定することで、何を先に対応すべきかが一目でわかります。
- Microsoft Planner上部の「+タスクの追加」をクリックしてタスク名を入力する
- 作成されたカードを開き、優先度(緊急・重要・中程度・低)を選択する
- 期限日をカレンダーから指定する
- 必要に応じてチェックリスト(サブタスク)を追加する
優先度の設定は、チームメンバーが複数のタスクを抱えているときに特に有効です。
「緊急」と「重要」を使い分けることで、対応順序の認識を合わせやすくなります。
期限は後述するスケジュールビューにも反映されるため、プロジェクト全体の山積みを視覚的に確認するためにも設定しておくことを推奨します。
タスク作成時に「優先度」と「期限」を必ずセット。これだけで対応順序の認識ズレが消えます。
担当者の割り当てとラベル分類
タスクカードには複数のメンバーを担当者として割り当てられます。
担当者を設定すると、該当メンバーにMicrosoft Teamsのチャット通知またはメール通知が届きます(通知の受け取り方はメンバー個人の設定によって異なります)。
割り当て後は、自分が担うタスクをフィルタリングして確認できるようになります。
ラベルはタスクを色で分類する機能で、最大25種類まで名前を自由に設定できます。
- フェーズ別(計画中・実施中・レビュー待ちなど)
- 担当部門別(営業・開発・デザインなど)
- 優先対応フラグ(今週対応・来週対応など)
担当者とラベルを組み合わせることで、「誰が・どのカテゴリの・どの状態のタスクを持っているか」を素早く絞り込めます。
特にメンバーが5名を超えるプロジェクトでは、タスク数が増えるにつれてフィルタリングの必要性が高まるため、ラベルの命名ルールをチームで統一しておくと管理がしやすくなります。
ラベルは「色+命名ルールの統一」がカギ。バラバラに付けると逆に探しにくくなりますよ。
進捗ステータスの更新(未着手・進行中・完了)
Microsoft Plannerのステータスは「未着手」「進行中」「完了」「延期」の4段階で管理します。
ステータスを更新するだけで、ボードビュー上のカードの表示が変わり、チーム全体の進捗が可視化されます。
- 朝会や週次ミーティングの前にステータスを更新するルールを設けると、進捗共有の時間を短縮できる
- 「完了」にしたタスクはデフォルトで折りたたまれるため、ボードがすっきり保たれる
- 「延期」ステータスは期限を過ぎたタスクの一時的な保留に使い、放置との区別を明確にする
ステータス管理で最もよくある課題は「完了にするタイミングが人によってバラバラになる」ことです。
たとえば「レビューが通ったら完了」「成果物を提出したら完了」など、チームで定義を揃えておくと、ステータスの信頼性が高まります。
「何をもって完了とするか」をチームで定義。これがステータスの信頼性を支える基盤です。
タスクへのコメント・ファイル添付の活用
タスクカードにはコメントとファイルを直接添付できます。
これにより、タスクに関連する情報をカード単位で集約でき、チャットを遡って確認する手間がなくなります。
- コメント:進捗の報告、質問・回答、確認事項のやりとりに使用する
- ファイル添付:仕様書・デザインデータ・議事録など、タスクに紐づく成果物を格納する
- チェックリスト:タスク内の細かい作業ステップを列挙し、完了チェックを管理する
コメントを入力すると担当者に通知が届くため、タスク外のチャットで個別に連絡する必要がなくなります。
添付ファイルはMicrosoft 365のSharePoint上に自動的に保存される仕組みになっており、Microsoft Teams経由でMicrosoft Plannerを利用している場合はこの連携がデフォルトで有効です。
タスクに関する会話はカード内コメントへ集約。チャットを遡る時間がまるごと消えます。
ボード・リスト・スケジュール各ビューの概要
Microsoft Plannerは同じタスクデータを3種類のビューで表示できます。
目的に応じてビューを切り替えることで、タスクの状態を多角的に把握できます。
- ボードビュー:カンバン方式でバケットごとにカードを並べる。全体量とステータス分布の把握に向く
- リストビュー:縦一列のリスト形式。担当者・優先度・期限でのソートやフィルタリングに向く
- スケジュールビュー:期限が設定されたタスクをカレンダー形式で表示。時期の集中確認に向く
ボードビューはカンバン方式でバケットごとにタスクカードを並べるビューで、タスクの全体量とステータスの分布を一覧で把握したいときに適しています。
ドラッグ&ドロップでカードを移動できるため、ステータス変更や優先順位の入れ替えを直感的に操作できます。
リストビューはタスクを縦一列のリスト形式で表示するビューで、担当者・優先度・期限などの属性でソートやフィルタリングができます。
「自分のタスクだけを確認したい」「期限が近い順に並べたい」という場面に向いており、多くのタスクを一度に見渡したい場面ではボードビューよりも情報を整理して確認しやすいケースがあります。
スケジュールビューは期限が設定されたタスクをカレンダー形式で表示するビューです。
週単位・月単位の表示を切り替えられるため、特定の時期にタスクが集中していないかを確認するのに役立ちます。
ガントチャートに近い感覚でタスクの期間と重なりを把握できるビューとして活用でき、期限ベースでプロジェクトの山積みを視覚的に確認する用途としては十分に機能します。
「全体把握=ボード、絞り込み=リスト、時期確認=スケジュール」。目的でビューを切り替えましょう。
テンプレートを使ってプロジェクト立ち上げを効率化する
新しいプロジェクトが始まるたびに、タスクの洗い出しや担当者の設定をゼロから繰り返していませんか。
Microsoft Plannerのテンプレート機能を使えば、その手間を大幅に短縮できます。
- 公式テンプレートを使えば、典型的なプロジェクト構成をワンクリックで呼び出せる
- 既存プランを複製することで、自チームのノウハウを次のプロジェクトに引き継げる
- 初回設定の工数を削減し、プロジェクト開始初日からタスク運用に集中できる
毎回ゼロ起点で設定していると、設定漏れや構成のばらつきが生じやすくなります。
テンプレートを活用することで、チーム全体の立ち上げ品質を一定水準に保つことができます。
このセクションでは、Microsoft Plannerの公式テンプレートの選び方と、既存プランを複製して再利用する手順を解説します。
Microsoft Planner(プランナー)に用意されているテンプレートの種類と選び方
テンプレートを選ぶだけで、バケット構成とサンプルタスクが自動展開されるため、ゼロから構成を考える必要がありません。
Microsoft Plannerには、プロジェクトの種類に応じて複数のテンプレートが標準で用意されており、新規プラン作成時に選択できます。
Microsoft TeamsのMicrosoft Plannerタブを開いたら、「新しいプラン」ボタンをクリックしてください。
プラン名を入力する画面の下部に「テンプレートから始める」という選択肢が表示され、ここからテンプレートの一覧を確認できます。
- 業務ジャンル別のテンプレート(イベント計画・プロジェクト管理・マーケティングキャンペーンなど)
- バケット(ToDo / In Progress / Done など)があらかじめ設定された構成
- 各タスクにサンプルの説明文・ラベルが付いており、そのまま編集して使える状態
代表的なテンプレートとしては、「プロジェクト管理」(タスクの進行管理に適した汎用構成)や「イベント計画」(準備・当日・事後対応などのフェーズ別構成)などが挙げられます。
自チームの業務に近い名称のものを選ぶと、カスタマイズの手間を抑えやすくなります。
テンプレートの選び方はプロジェクトの性質に合わせるのが基本です。
納期が明確な製品リリース系のプロジェクトであれば「プロジェクト管理」系のテンプレートが適しています。
一方、継続的に発生するルーティン業務であれば、シンプルなToDoベースのテンプレートを選んでカスタマイズするほうが運用しやすくなります。
テンプレートはあくまで「たたき台」です。
サンプルタスクはそのまま使うのではなく、自チームの実際の工程に合わせて名称・担当者・期日を上書きしてください。
- 不要なバケットを削除する
- バケット名を自チームの工程名に変更する
- サンプルタスクを実際のタスク名に書き換える
- 担当者と期日を設定する
テンプレートは「完成品」ではなく「たたき台」。自チームの工程に上書きして初めて機能します。
既存プランをテンプレートとして複製する方法
Microsoft Plannerを初めて使う場合は、まず公式テンプレートからスタートするのが現実的ですが、運用実績が積まれてきたら、そのプランを複製して次のプロジェクトに活用する方法が効率的になります。
すでに運用実績のあるプランには、チーム固有のタスク構成・バケット名・ラベル設定が反映されているためです。
「プランのコピー」メニューが表示されない場合は、Microsoft Planner Webアプリから操作すると確実です。
- Microsoft TeamsのMicrosoft Plannerタブ(またはMicrosoft Planner Webアプリ)で、複製したいプランを開く
- 右上の「…(その他のオプション)」メニューから「プランのコピー」を選択する
- 新しいプラン名を入力し、コピー先のグループ(チーム)を指定して実行する
コピー先は、同じチーム内にも別チームにも指定できます。
ただし、コピー先に指定できるのは自分がメンバーとして参加しているMicrosoft 365グループに限られます。
- コピーされる:バケット構成・タスク名・チェックリスト・ラベル設定(構造情報)
- コピーされない:担当者・期日・添付ファイル・コメント
新しいプロジェクトに合わせて、コピーされない項目は改めて設定し直す必要があります。
定型プロジェクト(月次レポート作成・定期イベント運営・新人オンボーディングなど)では、複製の効果が特に高くなります。
初回に丁寧に作り込んだプランを「マスタープラン」として保管しておき、プロジェクトが発生するたびに複製して使い回す運用が効率的です。
マスタープランは、チーム全員がアクセスできる専用チャネル(例:「テンプレート管理」チャネルなど)のMicrosoft Plannerタブに置いておくと、担当者が変わっても参照・複製しやすくなります。
メンテナンスはプロジェクトリーダーや管理担当者が随時行う運用が一般的です。
複製後は、タスク名や担当者を当該プロジェクト用に見直すことを習慣にしてください。
古い担当者情報が残ったまま運用を始めると、通知やタスクの抜け漏れにつながります。
「マスタープランを作って複製で使い回す」のが定型プロジェクトの効率化の決め手です。
Microsoft Planner(プランナー)のガントチャートでスケジュール管理する
Microsoft Plannerのスケジュールビューを使えば、タスクの開始日・期限日をガントチャート形式で一覧表示でき、プロジェクト全体の進行状況を視覚的に把握できます。
- タスクをバー表示で確認できる「スケジュールビュー」の開き方
- 開始日・期限日の設定とバー表示の調整方法
- Microsoft Plannerのガントチャートで対応できない操作と代替手段
エクセルで管理していたスケジュール表をMicrosoft Teams上で代替したい方や、進捗の抜け漏れを減らしたい方にとって、特に実用的な機能です。
スケジュールビューの表示手順から実務的な活用の限界まで、順を追って解説します。
スケジュールビューでガントチャートを表示する手順
Microsoft PlannerのスケジュールビューはMicrosoft Teamsのタブから数ステップで開けます。
特別な設定や追加ライセンスは不要です。
- Microsoft Teams上部のタブからMicrosoft Plannerを開く
- 画面左上の「スケジュール」をクリックする
- カレンダー形式の画面に切り替わり、タスクがバーで表示される
まずMicrosoft Teamsのチャネル上部にあるMicrosoft Plannerタブを開きます。
Microsoft Plannerがまだ追加されていない場合は、チャネル上部のタブ右端にある「+」ボタンをクリックし、アプリ一覧から「Microsoft Planner」を選択してください。
追加するプランの名前を入力し、「保存」をクリックするとそのチャネルにMicrosoft Plannerタブが紐付けられます。
既存のプランを使いたい場合は、「既存のプランを使用する」を選択して対象のプランを選ぶことも可能です。
Microsoft Plannerを開いたら、画面左上に「ボード」「グラフ」「スケジュール」の3つのビュー切り替えボタンが並んでいます。
「スケジュール」をクリックすると、カレンダー形式の画面に切り替わります。
この画面では、期限日が設定されたタスクが横向きのバーとして表示され、日付軸に沿って並びます。
表示期間は週単位・月単位で切り替えられます。
画面右上の「週」「月」ボタンで切り替えると、プロジェクトの規模に合わせた粒度で確認できます。
バーをクリックするとタスクの詳細パネルが開き、担当者・進捗状況・コメントをその場で確認・編集できます。
タスクの作成・担当者割り当て・進捗ステータスの変更はボードビューから行うのが基本です。
スケジュールビューはあくまで「日程を視覚的に確認する画面」として位置づけ、タスクの作成・編集はボードビューと併用するとスムーズです。
スケジュールビューは「日程の確認専用」。タスクの作成・編集はボードビューに任せる役割分担が基本です。
タスクの期間設定と表示の調整
スケジュールビューでバーを正しく表示するには、タスクに「開始日」と「期限日」の両方を設定する必要があります。
どちらか一方しか設定されていない場合、バーの長さが1日分のみになるか、表示されないケースがあります。
タスクの開始日と期限日はタスク詳細パネルから設定します。
パネルを開くと「開始日」「期限日」のフィールドが並んでいるので、それぞれカレンダーから日付を選択します。
設定後は自動的にスケジュールビューのバーに反映されます。
既存のタスクにまとめて日付を設定したい場合は、ボードビューに戻り、各タスクカードを順に開いて日付を入力する方法が現実的です。
スケジュールビュー上でバーをドラッグして期限日を延長することも可能ですが、開始日の変更はドラッグでは対応していないため、詳細パネルから操作します。
スケジュールビューでは、バケット(カテゴリ)ごとにタスクをグループ表示できます。
画面左側にバケット名が縦に並び、各バケットのタスクが横方向に展開される構造です。
バケットが多い場合は左側のバケット名をクリックして折りたたむと、確認したいバケットだけに絞って表示できます。
担当者でフィルタリングする場合は、画面右上の「フィルター」ボタンから担当者名を選択します。
特定のメンバーのタスクだけをガントチャート上で確認したい場面で役立ちます。
バーを正しく表示する条件は「開始日+期限日の両方を設定」。片方だけだとバーが出ません。
Microsoft Planner(プランナー)のガントチャートでできないこととその対処
Microsoft Plannerのスケジュールビューはエクセルや専用プロジェクト管理ツールのガントチャートと比べると機能に制約があります。
この点を事前に把握しておくと、運用設計の失敗を防げます。
- タスク間の依存関係(先行タスク・後続タスクのリンク)は設定できない
- マイルストーン(特定日付のポイントマーカー)を個別に設定できない
- 複数プランをまたいだ統合ガントチャートは表示できない
- バーの色はバケットや進捗ステータスに連動するが、任意に変更できない
このうち「複数プランをまたいだ統合ガントチャートが表示できない」という制約については、数名〜十数名規模でプランが1〜2本程度のチームであれば、実務上ほとんど問題になりません。
プロジェクトが増えてきた段階で初めて意識すればよい制約です。
依存関係の管理が必要なプロジェクトでは、Microsoft Projectとの連携を検討する選択肢があります。
ただしMicrosoft Projectは契約プランによっては別途ライセンスが必要になるケースがあるため、自社のMicrosoft 365契約内容を事前に確認することをおすすめします。
Microsoft Teamsタブにプロジェクトファイルを追加して閲覧・編集する使い方は、Microsoft Projectが含まれているプランであれば追加コストなしで試せます。
複数プランをまたいだ進捗確認には、Microsoft 365のロードマップ機能や、Microsoft Plannerと連携するPower BIダッシュボードを活用する方法があります。
ただしこれらはMicrosoft Plannerより設定の手間と学習コストがかかるため、今すぐ必要でない場合は後回しにしても問題ありません。
まずはMicrosoft Plannerのスケジュールビューで運用を始め、「プランが増えてきた」「依存関係を管理したい」と感じた段階で拡張を検討するのが現実的な進め方です。
マイルストーンの代替としては、重要な期日を持つタスクに「マイルストーン」というラベルを付けたバケットを作成し、スケジュールビューで視覚的に区別する運用が有効です。
色の違いでバケットを識別できるため、一定の代替効果が得られます。
また、Microsoft Plannerには既存プランをコピーしてバケット構成やタスク一覧を再利用する機能があります。
完全なテンプレート機能ではありませんが、同じ種類のプロジェクトを繰り返し立ち上げる場合は、初回に作ったプランをコピーして流用することで、毎回の初期設定を省力化できます。
Microsoft PlannerのスケジュールビューはMicrosoft Teamsの標準機能として追加コストなしで使えるため、まずこの範囲で運用を始め、チームの習熟度に合わせて機能を拡張していく進め方がツールの定着につながりやすいです。
チームメンバーが同じ画面を見ながら進捗を確認できるようになると、口頭確認やエクセルの手動更新が自然と減っていきます。
「依存関係が必要になったらMicrosoft Project」。それまではMicrosoft Plannerのスケジュールビューで十分回せます。
Microsoft Teams(チームズ)でのプロジェクト管理をチームに定着させるポイント
設定が完了しても、チーム全員が使い続けなければプロジェクト管理ツールとしての効果は半減します。
Microsoft Plannerを組織に根付かせるには、最初の周知方法・通知設定・定例会議との連動・ラベル運用という4つの観点を整えることが重要です。
- メンバーへの初回周知を「使い方の説明」ではなく「実務の入口」として設計する
- タスク更新の通知をチャンネルに流し、更新行動を自然に促す
- 週次の進捗確認をMicrosoft Teams会議と連動させ、Microsoft Plannerを「見るきっかけ」にする
- バケット分けとラベル運用で属人化を防ぎ、誰でも状況を把握できる状態を保つ
このセクションは、Microsoft PlannerをMicrosoft Teamsに追加してタスクの作成・割り当てが一通りできるようになった後の「定着フェーズ」を扱っています。
初期設定やタスクの基本操作については前のセクションをご確認ください。
ツールの定着しやすさは、導入初期の設計によって変わることが多いとされています。
一度使われなくなると再起動は難しいため、立ち上げ時の仕組みづくりが最重要です。
メンバーへの展開と最初の周知のやり方
Microsoft Plannerをチームに展開するときは、「ツールの説明会」を開くより、実際の業務タスクをMicrosoft Planner上に乗せた状態で周知するほうが定着しやすいです。
最初から「このチャンネルのタブにMicrosoft Plannerがあります」「今週のタスクはここで確認してください」という形で実務と結びつけることが、習慣化への最短ルートです。
- Microsoft Plannerタブを開いたチャンネルのURLをチャット投稿に貼り、ワンクリックでアクセスできるようにする
- 最初の1〜2週間は管理者が自分のタスクをMicrosoft Planner上で動かして見せ、使い方のモデルを示す
- 「Microsoft Plannerに書いていないタスクは存在しないものとして扱う」というルールを最初に宣言する
最後のルールは少し強い表現に見えますが、「Microsoft Plannerとチャットの両方を確認しなければならない」という状態になると、どちらも中途半端になります。
入口を一本化する宣言は、定着のための効果的な施策のひとつです。
宣言はリーダーがチャンネルへの投稿として行い、ピン留めしておくと後から参照しやすくなります。
メンバーから「Microsoft Plannerを使う理由がわからない」という反応が出た場合は、「タスクの抜け漏れや進捗確認の手間を減らすため」という目的を改めて共有すると受け入れられやすくなります。
周知のタイミングはプロジェクト開始直前が理想です。
「試しに使ってみよう」という段階で導入すると既存の業務フローと並走することになり、切り替えが難しくなります。
「Microsoft Plannerに書いていないタスクは存在しない」と最初に宣言。入口の一本化が定着の決め手です。
タスク更新をチャンネル通知で習慣化する設定
タスクを更新する習慣がチームに根付くかどうかは、「更新したことが他のメンバーに伝わる仕組み」があるかどうかにかかっています。
更新しても誰にも見えないなら、更新する動機が生まれません。
Microsoft Plannerでは、タスクの作成・完了・担当者変更などのアクティビティをMicrosoft Teamsチャンネルに通知する設定が可能です。
- Microsoft Plannerタブを開き、右上の「…」から「通知設定」または「コネクタ」を選択する
- 通知を受け取るチャンネルを指定し、どのイベントを通知するかを選ぶ
- 通知が流れるチャンネルは、プロジェクト専用のチャンネルに限定する
Microsoft Teamsのバージョンやテナント環境によって画面の表示名や操作手順が若干異なる場合があります。
該当メニューが見つからない場合は、チャンネル設定の「コネクタ」または「アプリ」から「Microsoft Planner」を検索すると同様の設定に到達できることが多いです。
通知が多すぎると「通知疲れ」が起き、かえってチャンネルが見られなくなります。
そのため、通知対象は「タスク完了」と「期日変更」を中心に絞ることが、多くのチームで実務的に機能しやすいとされています。
通知は「完了」と「期日変更」に絞るのが鉄則。全部通知すると通知疲れで誰も見なくなります。
週次の進捗確認をMicrosoft Teams(チームズ)会議と連動させる流れ
定期的にMicrosoft Plannerを「見るきっかけ」を作ることが、ツール定着の大きな推進力になります。
週次の進捗確認会議をMicrosoft Teams会議として設定し、その場でMicrosoft Plannerのボードビューを画面共有しながら確認する流れを作ると、Microsoft Plannerが「会議の前に更新しておくもの」として認識されます。
- 毎週同じ曜日・時間にMicrosoft Teams会議を設定し、アジェンダにMicrosoft Plannerの確認を組み込む
- 会議の冒頭でMicrosoft Plannerのグラフビュー(完了率や担当者別タスク数を可視化する組み込み機能)を共有し、完了率・遅延タスクを全員で確認する
- 各担当者が自分のタスクの状況を30秒程度で報告し、ブロッカーがあれば即座に対処を決める
この流れを作ると、「会議の前日までにMicrosoft Plannerを更新する」という行動が自然に生まれます。
管理者が個別に「進捗を入力してください」と声をかけなくても、会議という締め切りがメンバーの更新行動を促します。
定例会議を設けていないチームや、非同期中心で動いているチームの場合は、週に一度「今週の完了・遅延タスクをMicrosoft Plannerで確認してください」というメッセージをチャンネルに投稿するだけでも、同様の「確認するきっかけ」として機能します。
この場合もMicrosoft Plannerのボードビューへのリンクを毎回貼っておくと、メンバーがアクセスしやすくなります。
Microsoft Teams会議のメモ機能やホワイトボードとMicrosoft Plannerを組み合わせることで、会議の決定事項を即座にタスク化することも可能です。
会議とMicrosoft Plannerの往復を減らすことが、運用の継続性につながります。
週次会議という「締め切り」がメンバーの更新行動を促します。声かけより仕組みで動かしましょう。
属人化を防ぐバケット分けとラベル運用
プロジェクト管理で最も避けたい状態は、「Aさんのタスクはよくわからない」という属人化です。
担当者しか状況を把握できない状態では、急な不在や引き継ぎの際に業務が止まります。
Microsoft Plannerのバケット分けとラベル運用を設計することで、誰でも全体を俯瞰できる構造を作れます。
バケット分けは、タスクのフェーズや種別を列として整理する機能です。
属人化を防ぐためには、担当者名でバケットを作るのではなく、「企画」「制作」「確認待ち」「完了」のようなフェーズ名でバケットを設計します。
こうすることで、誰のタスクがどのフェーズにあるかが一目でわかります。
たとえば、Webサイトの更新業務であれば「素材収集」「原稿作成」「デザイン確認」「公開作業」「完了」というバケット構成が考えられます。
社内の定例レポート業務であれば「データ収集」「集計・分析」「レビュー待ち」「完了」のように、業務の実際の流れに沿ったフェーズ名にすると、メンバーが直感的に使いやすくなります。
自分のチームの業務フローに合わせて、5つ前後を目安にバケットを設計してみてください。
- 優先度(高・中・低)をラベルで表現し、全員が同じ基準で付与できるようにする
- 「レビュー待ち」「外部依存」など、進行を止めている理由をラベルで識別できるようにする
- ラベルの種類は最大4〜5種類に絞り、定義をチャンネルのピン留め投稿に記載しておく
ラベルが多すぎると付与が面倒になり、使われなくなります。
「このラベルは何を意味するか」を全員が即答できる数に抑えることが、継続運用の条件です。
バケット設計とラベル定義は、プロジェクト開始時にリーダーが決めてテンプレート化しておくと、次のプロジェクトでも再利用でき、チーム全体の習熟速度が上がります。
バケットは「担当者名」ではなく「フェーズ名」で。これだけで属人化が構造的に防げます。
Microsoft Planner(プランナー)で物足りなくなったときの選択肢
まずはMicrosoft Plannerで使い始め、運用に慣れてきた段階で検討する「発展的な選択肢」として、このセクションの内容を参考にしてください。
現時点ではMicrosoft Plannerで十分対応できるケースがほとんどです。
Microsoft Plannerは手軽に使い始められる反面、プロジェクトの規模や複雑さが増すにつれて「もう少し細かく管理したい」と感じる場面が出てきます。
- Microsoft Listsはエクセルライクな一覧管理が必要なときに有効
- Microsoft Project for the webはリソース管理やガントチャートが必要な規模感が目安
- Microsoft PlannerとMicrosoft Projectでは管理できる情報の粒度が大きく異なる
どのツールに移行・追加すべきかは、チームの人数・タスクの複雑さ・必要な可視化レベルによって変わります。
このセクションでは、3つの選択肢ごとに「向いているケース」と「判断の目安」を整理します。
Microsoft Lists(リスト)をMicrosoft Teams(チームズ)で使うのが向いているケース
Microsoft Plannerのカンバン形式では管理しきれない「一覧・フィルター・条件付き書式」が必要になったとき、Microsoft ListsをMicrosoft Teamsに追加するのが現実的な選択肢です。
- スプレッドシートのように列を自由に追加したい
- ステータスや担当者でフィルターをかけて素早く絞り込みたい
- 在庫管理・問い合わせ対応・備品申請など、タスク以外の情報も一元管理したい
Microsoft Listsはタスク管理というよりも「データの一覧管理」に近い使い方が得意です。
Microsoft Plannerがカードの見た目で進捗を追うのに対し、Microsoft Listsは行・列の表形式で情報を整理するため、エクセルやSharePointリストに慣れているチームほど移行コストが低くなります。
Microsoft TeamsへのMicrosoft Listsの追加は、チャネル上部の「+」タブから「Microsoft Lists」を選択して追加するだけで完了します。
既存のリストを呼び出すことも、新規作成することも可能で、追加後はそのままチームメンバーと共有できます。
新たなライセンスはMicrosoft 365の一般的なプランであれば原則不要です。
なお、Microsoft PlannerやMicrosoft Listsにはあらかじめ用途別のテンプレートが用意されており、「問題のトラッカー」「イベント計画」などをベースに素早く運用を始めることができます。
テンプレートはリスト作成時の画面から選択できます。
ガントチャートや依存関係の設定はMicrosoft Listsにはないため、スケジュール管理を強化したい場合は別の選択肢を検討してください。
「カードより表形式が合う」「タスク以外も管理したい」ならMicrosoft Listsへ。追加ライセンスも原則不要です。
Microsoft Project for the web(プロジェクト フォー ザ ウェブ)が必要になる規模の目安
タスク数・メンバー数・プロジェクト間の依存関係が一定以上になると、Microsoft PlannerやMicrosoft Listsだけでは全体の進捗を把握しにくくなります。
- メンバーが数十人規模になり、リソースの稼働率を管理したい
- 複数プロジェクトをまたいだタスクの依存関係を設定したい
- ガントチャートで納期・マイルストーンを視覚的に管理したい
Microsoft Project for the webのガントチャートは「ロードマップ」ビューとして表示され、タスクをドラッグして期間を調整したり、タスク間に依存関係の線を引いたりする操作が画面上で直感的に行えます。
全体のスケジュールを一画面で把握しやすい構成になっています。
Microsoft Project for the webはMicrosoft 365 Business StandardやBasicといった一般的なプランには含まれておらず、上位プランまたはMicrosoft Project単体ライセンスが別途必要です。
Microsoft Teamsのタブに追加して利用することも可能なため、チームのコミュニケーション基盤はそのままに、管理機能だけを強化できます。
Microsoft Project for the webはロードマップ管理やリソース配分といった機能をMicrosoft Plannerより詳細に扱える設計になっています。
一方でその分だけ習熟コストも上がるため、小規模チームや短期プロジェクトにはオーバースペックになりやすい点に注意が必要です。
「数十人規模+依存関係管理」が必要になったらMicrosoft Project for the webの出番。それ未満はオーバースペックです。
Microsoft Planner(プランナー)とMicrosoft Project(プロジェクト)の主な違い
Microsoft PlannerとMicrosoft Projectは、管理できる情報の粒度と想定する利用シーンが根本的に異なります。
どちらを選ぶかは「何を可視化したいか」で判断するのが適切です。
- Microsoft Plannerはタスクの進捗・担当・期限を手軽に共有するための日常運用向け
- Microsoft Projectはコスト・工数・依存関係を精緻に管理するプロジェクト管理専門ツール
Microsoft Plannerはバケット(カテゴリ)ごとのカンバン管理が中心で、チェックリスト・添付ファイル・コメントといった軽量な機能を備えています。
一方のMicrosoft Projectは、WBS(作業分解構造)・クリティカルパス・ベースライン比較など、プロジェクトマネージャーが必要とする管理機能を網羅しています。
Microsoft PlannerはMicrosoft 365の多くのプランに標準で含まれていますが、Microsoft ProjectはProject Plan 3やProject Plan 5といった上位ライセンスが別途必要です。
Microsoft Projectの単体プランは1ユーザーあたり月額数千円台から提供されており、チーム全体に展開するとコストが相応に増加します。
上司や同僚への導入提案を検討する際は、まず現在のMicrosoft 365契約プランを確認したうえで、追加費用の有無を見積もるとスムーズです。
「Microsoft Plannerで管理できていたが、プロジェクトが複数走り始めてリソースの二重割り当てが問題になってきた」という状況が、Microsoft Projectへの移行を検討するひとつの目安です。
タスクの抜け漏れ防止が目的であればMicrosoft Plannerで十分対応できますが、人・コスト・時間の最適化まで求めるのであればMicrosoft Projectが適しています。
まずはMicrosoft PlannerをMicrosoft Teamsに追加して、日常のタスク管理から始めてみましょう。
規模が大きくなったときの選択肢はこのセクションで整理したとおりですので、チームの状況に合わせて段階的に移行を検討してみてください。
「抜け漏れ防止=Microsoft Planner、人・コスト・時間の最適化=Microsoft Project」。目的で選び分けるのが正解です。
Microsoft Teams(チームズ)プロジェクト管理に関するよくある質問
Microsoft Teamsを使ったプロジェクト管理では、機能の使い方や他ツールとの違いについて迷う場面が少なくありません。
ここでは、実際に多く寄せられる疑問をもとに、判断の手助けとなる情報をまとめています。
Microsoft TeamsのMicrosoft Plannerは無料で使えますか?
Microsoft PlannerはMicrosoft 365のビジネスプランに含まれており、追加費用なしで利用できます。
Microsoft 365のビジネスプランを契約している場合、Microsoft TeamsのMicrosoft Plannerは追加費用なしで利用可能です。
タスクの作成・担当者の割り当て・進捗管理といった基本的なプロジェクト管理機能をそのまま活用できます。
無料版のMicrosoft Teamsでは、Microsoft Plannerの機能が制限される場合があります。
フルに活用したい場合は、Microsoft 365のビジネスプランへの加入を確認することをおすすめします。
導入を検討している場合は、現在ご利用中のプランにMicrosoft Plannerが含まれているかを、Microsoft 365の管理センターから確認するとスムーズです。
Microsoft PlannerとMicrosoft To Doはどう違うのですか?
Microsoft PlannerはチームでのタスクをMicrosoft Teams上で共有・管理するツール、Microsoft To Doは個人の日々のタスクを整理するツールです。
Microsoft Plannerはボード形式でタスクを担当者ごとに割り当てられるため、複数人が関わるプロジェクト管理に適しています。
一方、Microsoft To Doはリマインダーや期日の設定を個人単位で管理するのに向いており、日常業務の整理に活用されます。
Microsoft TeamsのタスクアプリはこのMicrosoft PlannerとMicrosoft To Doの両方を一画面に統合しており、個人タスクとチームタスクをまとめて確認できる点が特徴です。
用途に応じて使い分けることで、チーム全体の進捗管理と個人の作業管理を効率よく両立させることができます。
Microsoft Plannerのタスク更新をメンバーに通知する方法はありますか?
Microsoft Plannerのタスク更新通知は、チャンネル設定とコメント機能の両方から行えます。
Microsoft Plannerをチャンネルタブに追加している場合、チャンネルの通知設定から「タスクの更新をチャンネルに投稿する」を有効にすることで、メンバー全員がタスクの変更をチャンネル上で確認できます。
また、タスクのコメント欄に投稿すると、そのタスクの担当者へ自動的に通知が届く仕組みになっています。
コメントで特定のメンバーに知らせたい場合は、@メンションを活用するとより確実に伝わります。
通知が届かない場合は、Microsoft Teams全体の通知設定やMicrosoft Plannerアプリ側の通知許可がオフになっていないかを確認してください。
個人のデバイス設定やブラウザの通知ブロックが原因になるケースもあるため、受信側の設定も合わせて見直すことをおすすめします。
Microsoft Plannerのガントチャートで依存関係は設定できますか?
標準のMicrosoft Plannerにはタスク間の依存関係を設定する機能はなく、本格的に使う場合はMicrosoft Project for the webが必要です。
Microsoft Plannerのガントチャート(スケジュールビュー)では、タスク間の依存関係を直接設定する機能は標準では提供されていません。
前後関係のある工程を厳密に管理したい場合は、依存関係の設定に対応しているMicrosoft Project for the webを利用することが現実的な選択肢となります。
Microsoft Plannerのみで運用する場合は、ラベル機能で「前工程」「後工程」などを視覚的に区別したり、開始日・期日を手動で調整したりすることで、依存関係を疑似的に表現する方法もあります。
ただし、自動的なスケジュール連動は行われないため、変更が生じた際は手動での更新が必要です。
どちらを選ぶかは、プロジェクトの規模や依存関係の複雑さによって判断するとよいでしょう。
Microsoft Teamsチャネルが複数ある場合、プランはどう管理すればよいですか?
チャネルごとにプランを分けるか、バケットで整理するかは、プロジェクトの規模や関係者の範囲によって選択するのが基本です。
複数のチャネルがある場合、チャネルごとに個別のプランを作成する方法は、担当チームや業務領域がはっきり分かれている大規模プロジェクトに向いています。
それぞれのチャネルメンバーが自分に関係するタスクだけを確認できるため、情報の混在を防ぎやすくなります。
一方、プロジェクトの規模が小さく、関係者が重複している場合は、1つのプランを作成してバケットで業務領域を分類する方法がシンプルで管理しやすい傾向があります。
プランを分けすぎると全体の進捗が把握しにくくなる場合があるため、管理者が横断的に確認できる運用ルールもあわせて決めておくと安心です。
スマートフォンからMicrosoft TeamsのMicrosoft Plannerは操作できますか?
Microsoft TeamsモバイルアプリからMicrosoft Plannerのタスク確認・ステータス更新は可能です。
スマートフォンのMicrosoft TeamsアプリからMicrosoft Plannerにアクセスし、タスクの確認やステータスの更新を行うことができます。
外出先や移動中でも進捗を把握・更新できるため、プロジェクト管理の柔軟性が高まります。
ただし、プランの新規作成やチャンネルへのMicrosoft Plannerタブの追加といった複雑な初期設定は、PC版での操作が推奨されます。
日常的なタスク管理はモバイルで対応しつつ、初期設定や詳細なプラン構築はPCで行うという使い分けが実務上スムーズです。
まとめ
Microsoft Teamsは、Microsoft Plannerを組み合わせることで、チャット・会議・タスク管理を1つの画面に集約できるプロジェクト管理プラットフォームです。
数名〜十数名規模のチームであれば、追加コストなしでタスクの担当・期日・進捗ステータスを一元管理でき、エクセルやメールでの分散管理から脱却できます。
定着のカギは、初回周知を「実務の入口」として設計し、通知設定・週次会議との連動・バケット運用を整えることにあります。
依存関係の管理や数十人規模のリソース配分が必要になった段階で、Microsoft ListsやMicrosoft Project for the webへ段階的に拡張するのが、無理のない進め方です。
- Microsoft Teamsの標準アプリはMicrosoft Planner・Microsoft Lists・Microsoft Projectの3つ。まずMicrosoft Plannerから始めるのが基本
- Microsoft Plannerはチャネルのタブに数クリックで追加でき、権限はMicrosoft Teamsのチーム設定と連動
- ボード・リスト・スケジュールの3ビューを目的別に切り替えて使う
- 定着のカギは「実務の入口としての周知」「通知の絞り込み」「週次会議との連動」
- 依存関係や数十人規模になればMicrosoft Lists・Microsoft Project for the webへ段階拡張
まずは進行中のプロジェクトのチャネルにMicrosoft Plannerタブを1つ追加し、今週のタスクを数件登録するところから始めてみてください。
小さく始めて運用を磨いていく順序が、Microsoft Teamsでのプロジェクト管理を定着させる最も確実なアプローチです。
「Microsoft Plannerタブを1つ追加→今週のタスクを数件登録」から。小さく始めるのが定着の確実なルートです。
エクセル感覚で使えるAIタスク管理ツールなら:スーツアップ
エクセルやスプレッドシートでの進捗管理に慣れている方の中には、より高機能なツールに興味を持ちつつも、操作方法を一から覚えるのは負担だと感じている方もいるでしょう。
チームのタスク管理が手軽にできて、操作や運用も簡単なツールを探しているなら経営支援クラウド「スーツアップ」がおすすめです。
スーツアップとは表計算ソフトのような直感的な操作が可能なツールで、PCスキルに自信がない方でも気軽に使える親切な設計になっています。
さらに、タスクひな型、期限通知及び定型タスクなどプロジェクトやタスクの管理に役立つ機能が揃っているので、更新スケジュールの管理や作業の進捗状況の確認もスムーズに行えます。
チャットツールやオンライン会議を使った相談に対応しているほか、対面でのコンサルを受けられるなど、サポート体制が充実しているのもポイント。
スーツアップは、表計算ソフトのような親しみやすい操作感で、パソコンが苦手な人でも直感的に使えるのが魅力。チームでのタスク管理や外部ツールとの連携に長けており、幅広く活用できるでしょう。


- エクセル感覚で操作!
スーツアップは、エクセルのような感覚で操作できますが、期限通知や定型タスクの自動生成など、エクセルにはない便利な機能が充実。日々のタスク更新もストレスがありません。
- 業務の「見える化」でミスゼロへ
チームのタスクや担当、期限などを表で一元管理。全員が進捗を把握できるから、抜け漏れや期限遅れがなくなり、オペレーションの質もアップします。
- テンプレートでプロジェクト管理が楽
よくある業務はタスクひな型として自動生成できるので、毎回ゼロから作る手間なし。誰でもすぐに運用を始められるのがスーツアップの強みです。
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そうなりますよね。私も以前はそうでした。タスク管理ツールを導入しても面倒で使ってくれないし、結局意味なくなる。

じゃあどうしたらいいのか?そこで生まれたのがスーツアップです。

これ、エクセル管理みたいでしょ?そうなんです。手慣れた操作でチームのタスク管理ができるんです!

見た目がエクセルだからといって侮るなかれ。エクセルみたいに入力するだけで、こんなことも

こんなことも

こんなことまでできちゃうんです。

エクセル感覚でみんなでタスク管理。
まずは以下よりお試しいただき、どれだけ簡単か体験してみてください。